存在と時間〈下〉 (ちくま学芸文庫)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480081384

感想・レビュー・書評

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  • ハイデガー、少し近づいたが、いまだ遠し。またエネルギーたまったら再度しよ。魅かれるんだけどひっかからないよお

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/737906

  • 中公クラシックス版で一度読んだので飛ばし読み。1963年に訳されたこともあって、文体の格式は高いが、訳語が難解で頭に入りにくい。

  • 哲学
    思索

  • [ 内容 ]
    <上>
    1927年に刊行されるや、ドイツの哲学界に深刻な衝撃をもたらした、ハイデッガーの最初の主著。
    《存在》の諸相をその統一的意味へさかのぼって解明すること、そして、存在者の《存在》を人間存在(=「現存在」)の根本的意味としての《時間》性から解釈することを主旨として、「現存在の準備的な基礎分析」と「現存在と時間性」の二編から構成する。
    上巻ではこの前者を収録した。
    「現存在」の根本的な構成が「世界=内=存在」として提示され、「現存在」のうちに見いだされる「存在了解」を探求すべく、基礎的な問いが差し出される。

    <下>
    不安や死への自覚を介して未来へと先駆しながら、今において覚悟的に生きる本来的実存が示されるとともに、存在論の基礎となるべき時間性が解明される。

    [ 目次 ]
    <上>
    序論 存在の意味への問いの提示(存在の問いの必然性、構造および優位;存在問題の開発における二重の課題 考究の方法および構図)
    第1編 現存在の準備的な基礎分析(現存在の準備的分析の課題の提示;現存在の根本的構成としての世界=内=存在一般;世界の世界性;共同存在と自己存在としての世界=内=存在、「世間」;内=存在そのもの;現存在の存在としての関心)

    <下>
    第2編 現存在と時間性(現存在の可能的な全体存在と、死へ臨む存在;本来的な存在可能の現存在的な臨証と、覚悟性;現存在の本来的な全体存在可能と、関心の存在論的意味としての時間性;時間性と日常性;時間性と歴史性;時間性と、通俗的時間概念の根源としての内時性)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 『存在と時間』第二編「現存在と時間性」が収録されている。第一編での「準備的基礎分析」を受けて、いよいよ存在の意味を時間性として解釈しようとする、前半でも告知されていた目論見が具体的に展開されていく。その過程において、まず基礎分析で取り出された様々な意味づけが時間性という視点から改めて整理されていく。さらに、時間に関連する概念として歴史などが取り上げられる。もちろんハイデガーの根本的課題は存在一般の意味の解明にあるのだから、様々な分析もハイデガーの取り組みに即して整理されなければならないだろう。しかし、それにとどまらない、他の分野に対しても問題を提起するような論述が数多く含まれているという点で、やはり哲学の古典という他ない名著。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(佐藤優選)13
    宗教・哲学についての知識で、人間の本質を探究する
    岩波文庫の桑木務訳と細谷貞雄訳の両者をあわせて読むことでハイデッガーの思想が立体的に見えてくる。

  • 実存的な良心の呼びかけのところについて読み込んでいるところですが、訳としては比較的分かりやすいものとなっているようです。

    ハイデガーの特徴として気がついたことが「~とは~のようなものではない」という風に一般的に誤解されがちである解釈の否定を多く持ち出しているという点。
    そして、厳密に存在の事実というものを明らかにしていく試みをなしていく。

    原文を読むときの参考に。

  • 時間は経過する。しかしなぜ時間が発生するとは誰も言わないのか。

    正確な引用ではないけれど、そんなくだりがあって感銘を受けた。たしかに、そんなことは考えたこともなかった。やせぽっちな読みだが、このくだりを読めただけでも「存在と時間」に挑戦したかいがあった。

    あと、下巻の最後で、問いが連打されるところにも感動した。まだ何も結論は出ていない。ただ、解答はなくとも問い続ける必要がある。そんなハイデガーの気概が伝わってきた。

  • 上巻参照

  • これも難しい。。。。。。

  • 下まで手が回ってないです、まだ・・・・・・

  • 原題"Sein und Zeit"(≒Be and Time)なので、「存在」よりも本当は少し意味が広い。

  • 大学で呼んだはずなんだが、

    いまだにわからない。

  • とりあえず二次変換したら少し分かりやすかった件

  • ハイデガー最初の一冊

  • 俺、何読んでんだ?と、ときおりわからなくなったぜ。

  • 2005年最も勉強した哲学者。

  • 凄いよ。

  • ハイデガー『存在と時間』の下巻。あ、原書は一巻本ですよ。

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