英文法を考える (ちくま学芸文庫 イ 11-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480082305

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  •  手もとの本は、1995年刊のちくま学芸文庫版。
     「<文法>と<コミュニケーション>の間」の副題を持ち、1991年に「ちくまライブラリー」の1冊(56)として刊行された本の文庫化。

  • 教授の推薦本。

  • 文庫版解説。これは…川村先生がオススメするのもわかる内容。かなりコンパクトな「認知文法(<言語学)」の独自性をついているんじゃないか。国文學 解釈と教材の研究 の宮崎和人による「認知と生成、どこが違う?」のように大仰なものでなくても、ばっつり掴めると思う。むむむ!<br>
    内容としては他との被りも多いようだけど。それにしても、能動/受動の「書き換え」がこんなにも差のあるものだっていう指摘だけでも大きいやね。

著者プロフィール

1934年、京都市の生まれ。東京大学で英語英文学、イェール大学で言語学専攻。現在、東京大学名誉教授、日本認知言語学会名誉会長。インディアナ大学、ミュンヘン大学、チュービンゲン大学、ベルリン自由大学、北京日本学研究センターなどで客員教授、ロンドン大学、カリフォルニア大学バークレー校などで客員研究員。Longman Dictionary of Contemporary English(3rd ed.),『ロングマン英和辞典』の編集で校閲者。著書に『意味論』『「する」と「なる」の言語学』(大修館書店)、『記号論への招待』『ことばの詩学』(岩波書店)、『〈英文法〉を考える』『日本語と日本語論』(ちくま学芸文庫)、『英語の感覚・日本語の感覚』(NHKブックス)など。言語学研究書の翻訳、論文多数。

「2022年 『ふしぎなことば ことばのふしぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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