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- Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480084101
感想・レビュー・書評
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80年代の作者の視点から書かれてはいるものの、現代にも通じる問題提起と、過不足ない分析の過程を通じて、「家庭」における「母親」、及びそれを相対的に構成する要素についての考察の機会や、ヒントを与えてくれる本である。このように良質な古典が、文庫本サイズで読みやすい訳文を伴って手元にあるということが大変ありがたい。フェミニズムは学術分野であるとともに社会運動でもあるため、やはり質量感を保ちながらも平易な文章をもって、幅広い読者に届く本こそが必要なものであるな、と。「人間の終焉を〜」で始まる最後の一文にはシビれた
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132ページまで
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2007.3
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