江戸 病草紙―近世の病気と医療 (ちくま学芸文庫)

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著者 : 立川昭二
  • 筑摩書房 (1998年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480084248

江戸 病草紙―近世の病気と医療 (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 病は時代を映すというけれど、まさにそれ。
    西洋医学がまだ広まっていない時代に人々は病に対して何を抱いていたのか。
    様々なものがあるけれども、特に畏れ、敬い、疫神として祀りあげて、病人の周囲で騒ぐ、病気を神様にして付き合っていく、ということにとても興味を持ちました。
    病を得るということ、それが広まるということ、付き合う方法は、その人・時代なりの理由がある。
    その道に踏み込めば病を得る可能性が高い、と知りつつも生きるために入らざるを得ないという悲しさに頭が下がる思いでした。

    今は西洋医学が広まって疫神をまるつ人々も少なくなっただろうけれどもまだそういう風習は残っている。
    今、危惧されているインフルエンザも昔から波のように流行り廃りを繰り返している。
    江戸時代はどういう時代だったのかを知ると同時に、今という時代はいかにして出来上がったのか、医療と言うものはどのように出来上がっていったのか、ということを知ることができた一冊でした。

  • 2009/6/16購入

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