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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480084439
感想・レビュー・書評
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タイトルと背表紙の紹介文を読んで孔雀の呪法を操る役小角、空を飛んだ陽勝、神通力を使った行基…と勝手に伝奇ものをイメージした私が軽率だった。作者は大学の先生であり、これはれっきとした日本仏教史の本です。わかっていて読めば面白かったのでしょうが、勘違いして読み始めた私には辛い読書だった
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『ぼくらの頭脳の鍛え方』
文庫&新書百冊(立花隆選)186
仏教 -
内容(「BOOK」データベースより)
常人では思いもつかない、あるいは、思いついたとしてもとうてい実行できそうにもないことを、敢然とまた平然とやってのけてしまった、という逸話をもつ僧たち―孔雀の咒法を駆使した役小角、神通力の持ち主行基、空を飛ぶ陽勝、奇行に奇行を重ねた増賀、苦行の末に験力を発揮した空也など、歴史の表舞台に現れることはほとんどなかったが、人々の口伝えのなかにその「異能の人」「反骨の人」「隠逸の人」の姿をしっかりと刻印していった者たち。豊饒な説話世界のなかに、こうした奇僧たちの像を探し求めつつたどる、もうひとつの日本仏教史。
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