メルロ=ポンティ・コレクション (ちくま学芸文庫)

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  • 10レビュー
制作 : Maurice Merleau‐Ponty  中山 元 
  • 筑摩書房 (1999年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480084682

メルロ=ポンティ・コレクション (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 語りえぬものについての語り、身体の哲学(身体ありきの哲学)というのは前知識として持っていた。まさにそれを目の当たりにした。
    語れぬものがあるということを認める。それはまだ語られていないだけかも。そういうものがあることをも前提として論を進めている。
    本人の文体がかなり比喩的であり、あるいは文学的であると私には思えた。それは語りえぬものに対する努力であり、詩人の営みにも通ずる。楽しく読めた。哲学としての立場をとりながら、このような筆致を扱う人は彼以外にもいそうだけどそれを認めるか否かでも好みが分かれそう。
    芸術や美学について哲学的論考を進めるとたいていこうなる。

  • 16/04/22、ブックオフで購入。

  • [ 内容 ]
    メルロ=ポンティの思想の魅力は、言いえないものを言うために傾ける強靱な思想的な営為にある。
    彼の思考の根幹にあるのは、客体であるとともに主体であり、見る者であるとともに見られるものであるという「身体」の両義性を考え抜こうとする強い意志である。
    この「身体」という謎によって開ける共同の生と世界の不思議さ。

    [ 目次 ]
    言語について(表現としての身体と言葉;言葉の問題)
    身体について(問い掛けと直観;絡み合い―キアスム)
    自然について(自然の概念)
    政治と歴史について(プロレタリアから人民委員へ;歴史の理論のための資料;個人の歴史と公共の歴史における「制度」)
    芸術について(セザンヌの疑い)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 難しかった…
    とっても難しかった。
    どこまでが主語でどれが述語かがわからん上に、「つまり、○○○ということ(…うんうん、そういうことか!)…ではない(はっ?えっ?)。」っていうズッコケを何度も味わった。

    でも、面白かった。

    「主体と客体の関係は互いに相手を否定する「闘い」の関係にはない。…主体と客体の関係は、…互いにその可能性の条件を提供しあう相補的で可逆的な関係を構成しているのである。(297)」

  • これから頑張っていきましょう

  • N先生はメルロポンティの文章はドイツ語みたいで好かぬと仰った。まあ、その辺はともかく、知覚の現象学は挫折しました。セザンヌへの眼差しはとってもよくわかるんだけど、途中からレオナルドダヴィンチの話になって、フロイトが出てきて何だかなあ、という感じで終わっている。

  • 言語について
    身体について
    自然について
    政治と歴史について
    芸術について
    メルロ=ポンティの<身体>の思想 中山元
    凡例
    読書案内―訳者あとがきに代えて
    (目次より)

  • メルロ=ポンティの論考より、「表現としての身体と言葉」(『知覚の現象学』)、「言葉の問題」(『コレージュ・ド・フランス講義要録』)、「自然の概念」(同左)、「歴史の理論のための資料」(同左)、「個人の歴史と公共の歴史における「制度」」(同左)、「問い掛けと直観」(『見えるものと見えないもの』)、「絡み合い――キアスム」(同左)、「プロレタリアから人民委員へ」(『ヒューマニズムとテロル』)、「セザンヌの疑い」(『意味と無意味』)の邦訳を収録。

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