魔術と錬金術 (ちくま学芸文庫 サ 13-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480085894

感想・レビュー・書評

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  • 明晰と言われるだけある記述。
    一筋縄ではいかない魔術思想を平易な語り口で解体してみる。ルネサンス期イタリアにおける知識人の魔術観はばらつきが目立ち、やや飽きる。「結局どういうこと?」を語ることができないのが「魔術らしさ」でもある。

    仕事と知の不均衡にどきり。「デカルトを知らない医者」にならないように気を付けたい。

  • 歴史書って感じで錬金術(科学)の流れがわかって面白かった。

  • ヨーロッパの知の中でも、裏の流れと言われる魔術と錬金術について、その成立の歴史とヨーロッパ社会・文化における意味について書かれた研究書、と言っていいと思います。勉強になりました。

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著者プロフィール

日本の作家、イタリアルネサンス文学・文化研究家、元関西大学文学部教授

「2021年 『カンパネッラの企て 神が孵化するとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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