明治東京風俗語事典 (ちくま学芸文庫 マ 17-1)

著者 :
  • 筑摩書房
3.86
  • (3)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480086167

作品紹介・あらすじ

「あいきゃく」からはじまって「かれこれし」「こたつべんけい」「さざえのしり」「しらみひも」「しわのばし」「ふかがわのはんだい」…「○○をみたよう」まで、ついつい読みふけってしまう絶妙な言葉の数々。明治ははるか遠くなり、かつて息づいていた暮らしも言葉も幻となった。本書は、明治から昭和の東京の市井文化に生きた異才・正岡容が、いまはなき言葉たちを愛着を持って集め、漱石から円朝、黙阿弥、忠臣蔵まで自在に引きつつ編集した、貴重な労作。図版多数。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2010年6月に購入

  • 消えた言葉を集め、漱石から円朝、黙阿弥、忠臣蔵まで自在に引きつつ編集した労作。図版多数。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

明治37年(1904)東京市神田区生まれ。昭和33年(1958)歿。作家、寄席研究家。落語や浪曲の台本を書き、大衆芸能の啓蒙に努めた。作家としては永井荷風、らの影響を受け、弟子には小沢昭一、三代目桂米朝、鶯春亭梅橋、その弟の都筑道夫、加藤武、小島貞二らがいた。著書多数。

「2018年 『月夜に傘をさした話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

正岡容の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×