イコノロジー研究 下: ルネサンス美術における人文主義の諸テーマ (ちくま学芸文庫 ハ 19-3)
- 筑摩書房 (2002年11月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480087225
感想・レビュー・書評
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キューピッド(クピド)の“イメージ”がどのように変わっていったかを見ていくのに、ルネサンス期の新プラトン主義についても議論が展開されていた。それを見るに、「肉体に閉じ込められた魂」などというグノーシス主義の考え方が広まっていたことがよくわかった。
そんなこんなで、イコノロジーが学問として、手法として確立したものなんだなと言うことを学べたのが一番の収穫か。詳細をみるコメント0件をすべて表示