否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫

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  • 筑摩書房 (2006年1月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480089311

否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫の感想・レビュー・書評

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  • スロヴェニア生れの哲学・精神分析学者であるジジェクは、ナショナリズムの暴走や民族紛争が多発する今日のポストモダン的状況のなか、ラカンの精神分析理論を駆使し、映画やオペラを援用しつつ、カントからヘーゲルまでドイツ観念論に対峙することで、主体の「空疎」を生き抜く道筋を提示する。90年代、「批評空間」に連載された前半部4章に後半部2章を加え、99年太田出版から刊行されたものの文庫版(06年)。

  • 斜め読みしつつ、ラカン用語が出てくる所を注意深く読んだ。

  • ジジェクの基本的なコンセプトが書かれている。ジジェクの入門書。
    読み込めば、ヘーゲルのことも、ラカンのことも、だんだん理解が深まる。それぞれ別に知識を要するので、大変かも。

  • 決して読みやすくはない、けど密度が高くて面白い。頑張ってラカンの基礎を勉強します。

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否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫の作品紹介

ソ連・東欧社会主義解体ののち、ナショナリズムの暴走や民族紛争が多発する今日のポストモダン的状況の中で、「主体」は空疎化の一途をたどっている。この袋小路は、打破できるのか?「できる。哲学によって」というのが著者ジジェクの主張である。ラカンの精神分析理論を駆使し、映画やオペラを援用しつつ、カントからヘーゲルまでドイツ観念論に対峙することで、主体の「空虚」を生き抜く道筋を提示する。時代を逆撫でする「スロヴェニアの知の巨人」が、「否定的なもののもとに滞留すること」(ヘーゲル)を引き受けることに現代人の生存可能性を見出す渾身の大著。

否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫はこんな本です

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