魔術の帝国―ルドルフ二世とその世界〈下〉 (ちくま学芸文庫)

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制作 : 平井 浩  Robert John Weston Evans  中野 春夫 
  • 筑摩書房 (2006年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480089489

魔術の帝国―ルドルフ二世とその世界〈下〉 (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 【最終レビュー】

    〈2018年1月~3月中旬(情報源=公式サイト内・イベントより)〉

    『神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚 異の世界展』音声ガイドナレーター

    Bunkamura ザ・ミュージアム

    *公式サイト

    http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_rudolf/

    *公式サイト:ナレーター決定詳細

    http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_rudolf/topics/guide.html

    図書館貸出。

    ―目次―

    *Ⅴ:ルドルフとマニエリスム芸術

    *Ⅵ:ルドルフとオカルト語学

    *Ⅶ:プラハ・マニエリスムと魔術的宇宙

    *Ⅷ:エピローグ

    *原註(解説)

    *訳者あとがき

    *文庫版訳者あとがき

    芸術そのものが振り撒く

    〈幅広く、究極に深く深く掘り起こしていく未知の空間の数々〉を軸に

    欧米の当時の様々な諸事情が交錯する

    『いざこざ・紛争等』を潜り抜けながら

    あらゆる媒体において、彼等、多くの人間一人一人

    追求し、究めながら浸透させようと奮闘していく

    〈人間の業もありながらの『知』と『精神』の物語〉

    が綴られているような雰囲気が、じんわりと溶け込んでいくかのようでした。

    頻繁に使われていた分、印象に残ったのは

    『「普遍的・知的」=後半、特に頻繁に出てきたキーワードの土台となっいいぐらいに…』

    『絵画(図像表現)』

    『演劇的~』

    『真理』

    『自然観察』

    『手作業』

    『言葉と音楽』

    『哲学の万能薬』

    『ミケランジェロ』

    『繊細な優美』

    『出版業者』

    大雑把に挙げてみましたが、時折、理数的な部分もあるものの、至って身近に触れられる世界観をテーマとして

    当時の文化の流れの中において反映されていたんだといった感じです。

    こうして書きながら思うのは

    〈物事への関心事をどう、自分の中で少しずつ切り開き、視野を広めていくか〉

    〈知的好奇心〉という意味合いが伝わる中

    ―芸術の持つ世界―

    際立って引き立っている空気の数々。

    あちこちで見え隠れしながら点在していること。

    この著書を通じて

    〈まだまだ程遠く、未知の山々を登っている真っ只中〉

    このことを改めて痛感したことでした。

    ただ、これもいい勉強になったこと。

    悪戦苦闘(笑)もありつつ、有意義でもあったこと。確かなものとして実感しながら…

    *追記

    早いですが、このカテゴリにおいての

    冊数のカウンターとして加えるのは、今年最後に…

    いつの間にやら、二桁に到達していたのは、ここ最近になって知ったので、自分でもビックリしています(笑)

    今年最後、下旬に入手する『予約済のCD』(カウンターなし)で締めくくろうと思っています。

    それまでは、一旦小休止で…

  • 2006/8/13購入

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魔術の帝国―ルドルフ二世とその世界〈下〉 (ちくま学芸文庫)の作品紹介

ブラーエ、ケプラー、ジョン・ディー、M.マイアー、コメニウス、アルチンボルド、スプランゲルら、全欧からプラハへ集まった当代屈指の知のスターに囲まれ、皇帝の蒐集熱は高じてゆく。ルネサンス的思惟では、大宇宙と小宇宙の照応のもと、神的世界から鉱物植物界までが一つの体系にあった。錬金術と化学、占星術と天文学、科学と芸術、実験と思弁-それらがいぜん同質たりえた文化と、政治的普遍主義に裏打ちされた協調の夢想に反して、過激化する新旧教勢力の間を揺れ動くルドルフ二世は、政治的敗北を重ねながら、しだいにプラハ宮城の奥深くへの自己幽閉を余儀なくされる。

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