益田勝実(ますだ・かつみ) 1923~2010年。山口県生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。元・法政大学文学部教授。国文学のみならず民俗学や歴史学の方法を駆使し、卓越した想像力をもってこの列島に息づく精神的古層を明らかにした、類まれなる研究者。著書に『益田勝実の仕事』(毎日出版文化賞受賞)『説話文学と絵巻』『秘儀の島』『記紀歌謡』『古事記』など。 「2015年 『火山列島の思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」