ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む (ちくま学芸文庫 ノ 3-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480089816

感想・レビュー・書評

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  • [第9刷]2014年10月30日
    著者訳の岩波文庫「論理哲学論考」を読む前に読んでみた。その判断正解で、哲学素人にとって論考本体は解説なしでは難解だと思う。

  • 途中まではよかった。そこから時間を空けたのがまずかった。よく分からなくなった。

  • 出だしに釣られて読んでみた。著者の文才がすごい。哲学の肝心の内容はかなり高度、とても理解したとは言えない。言葉を使い数学的な証明や定義をしようとしているのだなと自分なりに理解してます。

  • 『論理学』で記述されている内容の基になっているような印象。『論理哲学論考』を少しでも読むと、この本がいかにわかりやすいかがわかる。

  • 語りえぬものについては、沈黙せねばならない。p26『論考』最後の言葉

    世界は成立していることがらの総体である。p28『論考』序文

    世界:現実に成立していることの総体
    論理空間:可能性として成立しうることの総体

    『論考』の基本的構図は、「名は対象を指示する」ということと、そこから要素命題や事態を作り、さらに複合命題を作り、論理空間を作るということにあった。きわめておおざっぱに言えば、論考の基本的道具立ては指示関数と論理、この二つである。p376

  • 大学時代に読んだ論理哲学論考であるが、必ずしも内容を全部把握できていない。この副読本でさらなる理解を深めようと考えたが、なかなか読みきれない。歳とともに興味も移ってきているからなのかな。

  • 未読了。節読み。

著者プロフィール

1954年(昭和29年)東京都に生まれる。85年東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院教授を経て、現在、立正大学文学部教授。専攻は哲学。著書に、『論理学』(東京大学出版会)、『心と他者』(勁草書房/中公文庫)、『哲学の謎』『無限論の教室』(講談社現代新書)、『新版論理トレーニング』『論理トレーニング101題』『他者の声 実在の声』(産業図書)、『哲学・航海日誌』(春秋社/中公文庫、全二巻)、『はじめて考えるときのように』(PHP文庫)、『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』(哲学書房/ちくま学芸文庫)、『同一性・変化・時間』(哲学書房)、『ここにないもの――新哲学対話』(大和書房/中公文庫)、『入門!論理学』(中公新書)、『子どもの難問――哲学者の先生、教えてください!』(中央公論新社、編著)、『大森荘蔵――哲学の見本』(講談社学術文庫)、『語りえぬものを語る』『哲学な日々』『心という難問――空間・身体・意味』(講談社)などがある。訳書にウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(岩波文庫)、A・アンブローズ『ウィトゲンシュタインの講義』(講談社学術文庫)など。

「2018年 『増補版 大人のための国語ゼミ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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