日本数奇 (ちくま学芸文庫)

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著者 : 松岡正剛
  • 筑摩書房 (2007年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480090430

日本数奇 (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 大変に濃厚でございました。
    きちんと理解するのは、たぶん相当何度も読み返したり
    実物を目で見たり考えたり、色々しないといけないのですが
    とりあえず初読のレビュー

    ****
    梅に桜、文様と意匠、仏壇と浄土と末法、利休と織部、江戸の和算から
    若冲、上田秋成・・・の多種多様なトピックを
    縦横無尽に操り出しつつ、日本人の美意識とあり方について語りつくす
    希有な一冊です。

    年代順に事実を述べていく図鑑的なものや
    TVでよくある「作者×時代背景×作品」というスタイルの切り口や、
    そういうのとは一線を画したこの本、ソフトで上質なエッセイの体裁をとりながら
    実はかなり曲者です。

    独自の編集工学的視点でもって構築される各章を読んで

    ・お寺に行けば、執拗に「基壇」と「来迎図」と「仏像の頭の飾り」を眺め
    ・雑貨屋で「織部好み」風のゆがんだ茶碗を見れば
    「桃山期の畢生のクリエイターの作品が、アンディーウッォーホール的に消費されてる!」と思い
    ・ちょっといいホテルに泊れば、
    「もてなし・しつらい・ふるまい」と唱えてしまう。。。

    とかぶれてしまっても、責任は持てません。はいw

    大局的なもののとらえ方と、ミクロな視点でのカーソルの方向を、ぐわしぐわしと揺るがされる快感を
    味わいたい人には、お勧めです。

  • 梅、桜から入って中国から渡来した文様の話へ、そして今様と桑田佳祐の比較。茶の湯に連歌に伊藤若冲と縦横無尽、理解まではとても到達できないのだけれど…。他の本も読んでみようかという気になる。松岡正剛、凄いなあ。

  • 数寄と作分の所が今ひとつ理解できなかった。要再読。

    ただ、『浄土の変相』と『末法の表現』は目から鱗ものだった。特に後者は日本美術史を学んだ後に読んだものだから、「言われてみればそうだよなぁ」と一人唸りながら読んでいた。

  • まだ読んでないけれど、いつかは制覇したい…というわけで、とりあえず本棚に陳列。

  • (文庫 - 2007/3)
    新品: ¥ 1,470 (税込)2 点の全新品/中古商品を見る ¥ 1,470より

  • 新しい正剛独自の日本文化論。かしこい、それゆえ話が飛びに飛ぶ。凡人にはついていけぬ。

  • 購入 2008/1/5

  • 「編集工学」の提唱者による日本文化論のエッセイ集。
    著者の圧倒的な博識っぷりに改めて感心。

  • 拙ブログに感想があります。
    http://blog.so-net.ne.jp/shachinoie/2007-04-07

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