思考の用語辞典: 生きた哲学のために (ちくま学芸文庫 ナ 12-1)
- 筑摩書房 (2007年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480090492
感想・レビュー・書評
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百の哲学概念の変遷史を、それぞれ五ページだけのフォーマットで解説した本。辞典として、思考のヒントとして役立つし、西洋哲学史の俯瞰図にもなる。
もちろん著者の視点もあって、日本人が西洋哲学を研究する意義や、他者との関係性の問題のクローズアップなど。現代を生きる術を考える点でも有益だ。
文章も平易。哲学の概説書としてはユニークでしかも使いやすく、オススメ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
用語辞典
南山大学に所蔵有 -
南山大学に所蔵あり
辞典 -
「若い人向け」を勘違いした文章が怖ろしく寒い。内容は★★★★だが、あまりに読むのが辛い。書き直してくれないかなあ。
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人に教えたくない本、ナンバーワン。
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美味しいトコ取りの本。現代思想の主流と言われる物はこれで間に合う。受験生時代はお世話になりました。
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無知な私でも、哲学という学問が問題にしてきた概念の見取り図のようなものが、なんとなくつかめた気になった。
プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル、メルロポンティ、ハイデガー、フロイト、フーコー、レヴィナス、デリダ、ドゥルーズ、アドルノ、バタイユ、アレント…
このあたりの“有名人”についてもっと知りたいと思った。 -
2009/10/22
頭の中の色々な思考が、だんだんとまとめあげられていく読書体験は、非常に快感。ともかく頭の中の蒙昧とした先入観はとりさらわれて、静かな思索の海が広がったよう。 -
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