スタンツェ―西洋文化における言葉とイメージ (ちくま学芸文庫)

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制作 : Giorgio Agamben  岡田 温司 
  • 筑摩書房 (2008年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480091314

スタンツェ―西洋文化における言葉とイメージ (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 推薦者 共通講座 准教授 春木 有亮 先生

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。*
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50108373&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • なにかとヴェールに包まれているヨーロッパ中世。
    残されている歴史資料も当然少ない。それゆえ、残されている資料の解読も難解にならざるをえないが、アガンベンは鮮やかな手つきで、「難解な」中世の恋愛詩を、プラトン・アリストテレスに発するプネウマ理論をもとにひもといていく。その過程にもっとも興奮。前々から怪しいとおもっていたロマン主義が、いかに浅はかなものであったかが実感できもした。

    かつて、精神の対義語は、物質ではなかった。身体ですらなかった。精神(精気 プネウマ)は理性と身体を媒介する中間項としてあった。読みながら、ものすごく東洋的だと思った。それもそのはず、忘れられたアリストテレスがアヴェロエスを介して西洋に逆輸入されたことじたいそうだ。アリストテレスを介した中世の表象理論は、厳密とはとうてい言えない漠としたものだけれど、その理論は、ベルクソンの『物質と記憶』にまで綿々と続いていることに気がつき、ヨーロッパは建物のみならず、過去の遺産をどれほど大切にしているかを実感。そういえばベルクソンの博士論文は、アリストテレスの場所論に関する内容だったような。

  • 1324夜

  • なんという衒学的な(笑) 好きだけどね、こういうの。

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