対談 数学大明神 (ちくま学芸文庫)

  • 42人登録
  • 3.83評価
    • (1)
    • (3)
    • (2)
    • (0)
    • (0)
  • 7レビュー
著者 : 森毅 安野光雅
  • 筑摩書房 (2010年11月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480093349

対談 数学大明神 (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 数学にとどまらずいろんな話が載っていておもしろかったです!
    けれどちょっと古いんですね、知らずに買いました

  • 0から10までの数について語る。

  • 森氏と安野氏による、数と数学をめぐる対談を収めた本。

    0から10までのそれぞれの数字についてのイメージを膨らませていく形で対談が進められていくのですが、ときに話題は文学や芸術、歴史にまで及び、まさに自在に広がっていく感じです。森氏の対談の名手ぶりがいかんなく発揮されている本です。

  • 安野さん個展で買い、ちまちま読んでいた対談集。
    感性の上にある美術畑の人だけれど、理系思考という人は少なくはないと思うけれど、安野さんは特に数学分野との関わりが深い珍しい人だと思う。ただ理系思考というよりは数学自体に興味がとてもあるんだろうなと。そうじゃなけりゃまがりなりにもそれを本職とする数学者の人と30時間の対談デスマッチはできまい(笑)。

    一応「数学」と名のつく本であり、0の章から順に10までをテーマにしているものの、内容は何でもあり。10進法やピタゴラスの定理の話をしていたかと思えば呪いやリズムや百人一首まで、とにかく連想ゲーム。「あ、そういえば」なんて思いついたらそのまま話を続けてしまう自由さが面白い。
    計算式とかがでてくると俄然置いて行かれそうになったりもするけれど、図版が多いのでわかりやすく、それにしてもこの人達1つの数字からよくもまぁこんなにいろんなこと考えつくものだと。

    何事もはっきりしているような数学の世界だけれど、結構数学分野の人でも感覚的というか、美術分野の対極に居るようでいて感覚的な部分は実はすごく似ている人種が多いような気がするのは、やっぱりひらめきが必要だからというのもあるのか。そう考えるとどの分野もひらめきは重要だろうし、想像力というのは何に置いても必要なんだよなと再認識。

    この本の全体的なスタンスが、感覚的に数学を見ている部分が多く、「●角形はこの向きのが好き」とか「この図形は華麗」とか「これはしっくりくるけどこっちは落ち着かない」とか言われると「わかる」とか「自分はこれのが好きだ」とか共感出来て楽しい。

    この中でも所々に語られているけれど「ルーズさの効用」が活きていて、そのルーズさでできる余白が柔軟な発想生むのだろうなと。二進法で電話番号を平面図にしたらカッコイイ模様の番号とかもできるとか面白くてワクワクする。

    たかが対談集とあなどるなかれ、この中に膨大な空想力と広大な世界を感じる。ひとつひとつは書ききれない程多様な事が、畏まらずに旅館に寝そべって語られているので、自分の思考が固まってきたなと思った時に読み返すと、思考回路の空気の入れ替えが出来そうな気がする。

  • マニアック。安野さんが森さんと対等に数学の話をしているのがすごい、と思っていたら、あとがきにきちんと「対等に見えていたらそれは編集の力である」って書かれていた。謙遜とはいえ。私は飛ばし飛ばし読み。

  •  数の持つ神秘的な何かに関する感性が私とは微妙に違って、なおかつ遥かに鋭いお二人の話は非常に面白かったです。

     対談形式で話の流れが綺麗に整理されてる訳ではないのですが、読むのに支障は全くないと思います。

全7件中 1 - 7件を表示

森毅の作品

対談 数学大明神 (ちくま学芸文庫)はこんな本です

対談 数学大明神 (ちくま学芸文庫)の単行本

対談 数学大明神 (ちくま学芸文庫)の文庫

対談 数学大明神 (ちくま学芸文庫)の文庫

ツイートする