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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480093547
作品紹介・あらすじ
ことばは人を映し出すという。ならば日本語には日本人が映し出されているにちがいない。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」のように表面に主語が現れなくても自然に意味が通じる、「とりあえず」「ぼつぼつ」のように具体的に何をさすのかはっきりしない語が多い、ひらがな・カタカナ・漢字を併せもつばかりか外来語まで独自のものに作り替えて使ってしまう…。音声・文字・語彙・文法から、敬語や表現まで、日本語の知識を笑いながら身につける傑作入門書。
感想・レビュー・書評
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概説書のように音韻、語彙、文法から語感や意味、日本語の特徴などなどくまなく解説している。しかも例として挙げられている用例と語り口が軽妙で面白い。
かみくだかれて、でもするする頭に入ってきて、きちんとした知識のもとでかかれた印象。「名文」「悪文」のコンセプトに懐疑的だったんだけど、読んでみようかな。
ただ、日本語学の説明を初学者に極力わかりやすくしているせいか、専門用語がなかったり文法的な説明が体系的でなかったり。敬語は今は「五種類」だと思うんですが…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とりあえず、ダジャレは要らなかったんじゃないかと思う。
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