太郎写真曼陀羅 (ちくま学芸文庫 オ 18-7 岡本太郎の宇宙 別巻)

著者 :
制作 : 山下裕二  平野暁臣  ホンマタカシ  椹木野衣 
  • 筑摩書房
3.70
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本棚登録 : 39
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480094162

感想・レビュー・書評

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  • 何の本に載っていたか忘れたが、以前見た岡本太郎の撮った写真が素晴らしかった。
    岡本太郎は有名だから子供の頃から知っていたが、作品を面白いと思うようになったのは極最近である。しかも、未だにどれもが面白いと思うわけではない。
    が、写真は面白かった!作品よりもぐっと琴線に触れるものばかりだった。
    それが、この本には中でも選りすぐりの写真が選ばれて収められている。こんな写真が撮れる才能が羨ましい。ようやく岡本太郎の凄さがわかった、と思った。
    いつでも手に取れる所に置いておいて、ちょくちょく開いて見たら楽しいと思う。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/738097

  • 岡本太郎が日本・世界各地で撮影した膨大なスナップを椹木野衣、ホンマタカシらが編集した一冊。被写体の人、物、風景の数々は、太郎ならではの視点で面白い。あまり知られていない天才の断片が垣間見れる。

  • 012028.

    プンプン臭ってくるような写真だね。

  • この時代の日本の、においたつパワーに圧倒された。
    それをパワフルに受け止めて行く視線にどきどきした。

  • 岡本太郎の12000枚の写真の中から320枚を選んで。
    1957年から62年前後の写真。

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著者プロフィール

岡本太郎 (おかもと・たろう)
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。『岡本太郎の宇宙(全5巻)』(ちくま学芸文庫)、『美の世界旅行』(新潮文庫)、『日本再発見』(角川ソフィア文庫)、『沖縄文化論』(中公文庫)ほか著書多数。


平野暁臣 (ひらの・あきおみ)
空間メディアプロデューサー。岡本太郎創設の現代芸術研究所を主宰し、空間メディアの領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。『明日の神話』再生プロジェクト、生誕百年事業『TARO100祭』のゼネラルプロデューサーを務める。『岡本藝術』『岡本太郎の沖縄』『大阪万博』(小学館)、『岡本太郎の仕事論』(日経プレミア)ほか著書多数。

「2016年 『孤独がきみを強くする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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