平安朝の生活と文学 (ちくま学芸文庫)

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著者 : 池田亀鑑
  • 筑摩書房 (2012年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480094285

平安朝の生活と文学 (ちくま学芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • やっと読み終わったよ~
    長かった道のり!並行して他の本読んでたせいもあるけどほんとに長かった。浮気せずに読んでたらもっと早く済んだだろうに。

    タイトルと中身に惹かれて借りたわけだけど著者は亀鑑先生じゃないですか。なんか見覚えあるなと思ったら『源氏物語大成』の方だった…!
    発行が2012年と最近だったから「!?」ってなったけど亀鑑先生の昔の著作の復刻版だということで納得。

    内容は平安時代におけることが詳細に網羅されててすごいに尽きる。その代わり膨大すぎて頭に入らないという。
    残念だったのが第4章「後宮の殿舎」の「襲芳舎」のところで説明がメインの雷鳴壺より麗景殿や宣耀殿に住んでた女御の説明が主だったところが非常に残念だった。
    他の殿舎に比べて地位が低いというか。確かに私の知る中で雷鳴壺に住んでた女御の話は聞いたことないけど、だからこそ実際はどうだったのか知りたかったんやけども。何かで女御は住まなかったとも読んだ気がするので確認したかったんやけど元の本が60年も前に書かれたものやから当時の研究ではこれが精いっぱいだったのかもしれない。
    解説者の方も述べてたけど今の研究と比べると誤りや不足があるらしく、やはり巻末にでもどの部分が今と違っているのか示して欲しかったな。じゃないとどれをどこまで信じていいかわからない。
     
    亀鑑先生のこの多岐にわたる研究の集合は本当に素晴らしいです。また最後まで読み切れたのは文章表現が優しいからです。ガチガチの研究文章だったらもっと読むのがしんどかったと思う。
    また解説者の解説を読んで亀鑑先生のことを少し知ることができました。あといかにリスペクトしてるかも伝わってきました。

    読んでて「すでに知ってるし」って思ったとこもあったんやけどそれはひとえに亀鑑先生たち先人の研究の成果なんだと気付いた。先人の研究のおかげで今の私と私を構成するものがあるわけなんですね。

  • 平安時代に興味がある人なら楽しめるでしょう。
    女性の生活が中心となっていることが尚興味深く。
    また、平安時代の人々の繊細な感性にはただ、ただもう驚くばかり。
    面白い本でした!

  • ふだんは海外小説を読むことが多いのですが、たまにこういう著作を読むと、やはり日本文化っていいなあ、と感じます。この雅な時の流れ、と高尚なだけでなく、いや、雅なんて言葉の対極にありそうな人間臭い平安貴族たちの日常。それをさらりと書いてしまう池田亀鑑先生の姿勢こそが雅なのではないでしょうか? これぞ大学者という風格に満ちた一冊。和辻哲郎の著作を読んだ時に感じた清々しさを感じます。ただ、今の読者向きに再版したのであれば、出版社の方で引用原典の現代語訳を付けるなどのフォローを加えてもよかったのではないかな、という気もします。

  • THE・堅実。確かな一書。

  • なんという細かさ!これは文庫でありながらほぼ資料集。

  • 服飾、食事、住宅、娯楽など、平安朝の人びとの生活を解説。平安好きな人はぜひどうぞ。

  • 高校生のときに図書館で出会ってずっと欲しかった本でした。10数年かかってやっと購入しました。
    平安時代の生活様子をしるための入門書としては非常に分かりやすい本だと思います。

  • 大学での講義を元にして制作されているので、講義室に座っているような懐かしい気持ちになれる本。
    平安時代の文学作品を読む時には是非隣に置いておきたい。

  • 勉強になりました。

  • 10番乗り。気になる。(2012/2/8)

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平安朝の生活と文学 (ちくま学芸文庫)の作品紹介

豊かな国風文化を育んだ平安時代、その担い手だった宮廷の人びとはいったいどんな生活をしていたのか。本書は、『源氏物語』や『枕草子』などの文学作品をはじめ、さまざまな古記録を博捜し、当時の行事や日常を復元する。後宮の制度や宮仕えの動機から、住宅事情、食事と食べ物の種類、結婚と風習、懐妊と出産、美意識やその表現、美人の条件や教養、はては誤楽、疾病、医療、葬送、信仰などにいたるまで明らかにした、平安時代の女性生活百科の名著。国文学専攻の教師や学生はもとより、広く古典文学愛好家必携の書。通読するだけでも、当時の生活が澎湃として眼前に立ち現れる。

平安朝の生活と文学 (ちくま学芸文庫)はこんな本です

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