原論文で学ぶアインシュタインの相対性理論 (ちくま学芸文庫 カ 31-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480094421

作品紹介・あらすじ

アインシュタインが"奇跡の年"こと1905年に提唱した相対性理論。その考察の出発点となったのは、難しい物理理論などではなく、「時間」と「空間」について私たちが素朴に抱いている先入観である。時間・空間の常識を彼はいかに乗り越えたのか。本書は、特殊相対性理論についての2篇の論文(全文)の邦訳を掲載し、詳細な解説を付したものである。解説は「座標」「関数」「ベクトル」など数学・物理の基礎のおさらいから丁寧かつ平明に書かれており、独習者や高校生の入門書としても好適。アインシュタインの思考にじかに触れながら、至宝E=mc2をめざす。

感想・レビュー・書評

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/737588

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    【配架場所】 図・3F文庫新書 ちくま学芸文庫
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  • 【配置場所】工大特集コーナー【請求記号】421.2||K 【資料ID】91151049

  • なんでまた相対性理論なの?という疑問は読んでる本人も感じてるんだからつべこべ言うな。あえなく沈没。さっぱり理解できなかった。光のスピードのみが不変で時空は不変ではないのだということ?

  • ちくま学芸文庫は良書の発掘においてすぐれている。前書きで著者の執筆意図がわかるがきわめて同感だ。物理学の美しさを伝えようとする熱意を感じる。

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著者プロフィール

1946年長野県長野市に生まれる。1970年東京大学理学部卒業。1975年同大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。富士ゼロックス株式会社勤務。同社において技術部員、材料技術研究所主任研究員、総合研究所研究推進部長、基礎研究所長、総合研究所主席研究員、等を務める。技術者としての専攻は電子写真材料。著書に『現代科学を背景として哲人たちに学ぶ』(ボイジャー・プレス、2019)、『アインシュタインの物理学革命』(日本評論社、2018)、『ひとりで学べる一般相対性理論』(講談社、2015)、『原論文で学ぶ アインシュタインの相対性理論』(ちくま学芸文庫、2012)、『生命論』(批評社、2007)、『エクセルギーの基礎』(オーム社、2005)、『1968年には何があったのか』(批評社、2004)、『理論の創造と創造の理論』(朝倉書店、1995)他。また、桂愛景(けい よしかげ)のペンネームで『戯曲 アインシュタインの秘密』(サイエンスハウス、1982)他の著書がある。

「2021年 『科学・技術倫理とその方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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