基礎講座 哲学 (ちくま学芸文庫 キ 10-2)

著者 : 木田元 須田朗

• 筑摩書房 (2016年4月6日発売)

感想・レビュー・書評

[yukisiberiaさんの感想 · 2017年4月4日]

よくまとまっている。入門書にちょうどいい。
構成としては大きく2つに分かれている。

最初に西洋哲学の歴史と、代表的な哲学者とその思想がまとめられている。説明はわかりやすいが、フッサール以降、現代哲学のパートになると難解さが増す。(私の専門外領域だからかも)

後段に主要な哲学テーマの議論・考察が続く。心身二元論のパートは幾分冗長だが、死や幸福をめぐる考察は興味深い。

[Go Extremeさんの感想 · 2023年11月17日]

231117-1-2

[masahiko369さんの感想 · 2023年2月7日]

後半のテーマ別の文章が読み応えあり。

[inuinuyamaさんの感想 · 2018年10月19日]

2017-5-17

[塩川宏郷さんの感想 · 2016年6月5日]

理解できたような気にさせてくれる本でした。ただ、読み終わったあと、じゃ構造主義ってなんだと聞かれたら困るし、この本のここに書いてあるから読みなさい、ということくらいしかできないかな。

著者プロフィール

中央大学文学部教授

「1993年 『哲学の探求』 で使われていた紹介文から引用しています。」