チョムスキー言語学講義: 言語はいかにして進化したか (ちくま学芸文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480098276

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/737877

  • 原書名:Why Only Us: Language and Evolution

    なぜ今なのか?
    進化する生物言語学
    言語の構成原理とその進化に対する意義
    脳の三角形

    著者:ノーム・チョムスキー(Chomsky, Noam, 1928-、アメリカ・フィラデルフィア、哲学)、ロバート・C・バーウィック(Berwick, Robert C, 1951-、言語学)
    訳者:渡会圭子(1963-、東京都、翻訳家)

  • チョムスキー、バーウィック『チョムスキー言語学講義 言語はいかにして進化したか』。進化論について誤解を解いたあと、研究事例を示しながら言語能力は人間に特有のものであることが述べられる。また、この本では言語の外在化(発声とか)と言語能力そのものは区別されるべきだと主張する。

    自然言語の文法で動詞が後とか前とかの違いは、心的な道具である言語を外在化する際の制約化における自由度のひとつに過ぎない。本質的には、二つの統辞体から別の統辞体を(階層的に)構成する「併合」という演算に帰着できそう。証拠もでつつあり普遍文法はむしろこれから、らしい。勉強になった。

    普遍文法擁護側の話を読めたので、こんどは日経サイエンスの「普遍文法はいまはあまり支持されない(うろ覚え)」のような記事を読んでみるといいのかも。

  • 学生時代に生成文法をかじった者として文庫本が出版された機会を捉えて、改めて読んでみました。生成文法がというよりも、言語がいかにしてできてどう進化してという講義がまとめられていますね。超難解です・・・。

  • この問いに対して私たちは答えを与えようと思う。

    学者さんたちがんばってる~という感じで読めます。

  • 借りてきました、、

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著者プロフィール

ノーム・チョムスキー(著) 1928年生。言語学者、批評家、活動家。アリゾナ大学言語学栄誉教授。『統辞構造論』(1957年)において言語学に「チョムスキー革命」をもたらし、その後も生成文法研究の発展を牽引し続けた。エドワード・ハーマンとの共著『マニュファクチャリング・コンセント』(1988年)では自由民主主義社会における思想統制のメカニズムを分析した。またベトナム反戦運動では中心的な役割を担い、それ以降も各地の独立メディアと協力して様々な草の根運動に協力し続けてきた。主に自国アメリカの国内外での強権主義に対して、アナーキズム思想と大量の歴史的資料に基づいて重厚な批判を展開している。存命中の学者としては世界で最も多く引用されている。ウェブサイト:https://chomsky.info/

「2021年 『気候危機とグローバル・グリーンニューディール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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