ちくま日本文学全集 43 志賀直哉

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480102430

感想・レビュー・書評

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  • 昔、ちょっと好きだったんですよ。志賀 直哉って。といっても、それほど読んでたわけではないんですが。

    志賀直哉の印象としては、……ストーリーがない。だったのですが、初めの方の作品は、そんなこともなくて、志賀 直哉、なかなか書けるじゃないかとか、めっちゃ上から目線で思っていました。

    でも、円熟してくるにつれて、やっぱ、ストーリーがなくなってくるようでした。

    うーん、作者のこだわりと、読者(というかわたし)のこだわりとが、見事なまでずれています。それは、エッセイみたいなやつを読むと、良くわかる。

    「書けてる」、「書けてない」と言うけれど、意識して書いているだけが「書けてる」ではないし、意識していなくても「書けてる」場合はあると思うのだけど、どうだろう?
    これが、評論家的な見方なのかねぇ。

  • 2008/12/25購入

  • ちくま日本文学は活字も大きく読みやすい。久しぶりの志賀直哉。

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著者プロフィール

志賀直哉

一八八三(明治一六)- 一九七一(昭和四六)年。学習院高等科卒業、東京帝国大学国文科中退。白樺派を代表する作家。「小説の神様」と称され多くの作家に影響を与えた。四九(昭和二四)年、文化勲章受章。主な作品に『暗夜行路』『城の崎にて』『和解』ほか。

「2021年 『日曜日/蜻蛉 生きものと子どもの小品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

志賀直哉の作品

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