いやげ物 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 332
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480420909

作品紹介・あらすじ

水に濡れると裸が現れる湯呑み。着ると恥ずかしい地名入りTシャツ。ヤシの実や貝殻でできたかわいいけど変てこな人形。なぜかナマハゲや西郷どんの形をした栓抜きや灰皿。そして、ハワイと日本のみやげ物対決!エロ度、トホホ度でどちらが勝つのか?みやげ物界のアウトサイダー堂々400点以上を大公開!オール天然色。抱腹絶倒。

感想・レビュー・書評

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  • これ、実家に単行本があるんですが、文庫本持ってなかったんで入手。まあ、百円(からの2割引)。久しぶりに見ましたが、やっぱりめちゃおもろいわ。このチョイス、ドツボです。ヘンヌキとかヘンジクとか集めたくなりますねぇ(あははは)。去年はなかなか出かけられませなんだが、ここ数年あちこちの観光地でこの手の”いやげ物”をつい探すともなく探してしまっていたんですが、現在でも結構絶滅してないんですよねぇ。さすがにヘンザラは激減していますが。未読の方、もしそこらへんで見かけたら、是非めくってみてください。なんというか、コレクター魂に火がつきます(つくんかっ!?)

  • 先日「みうらじゅんマイ遺品展」に行ってきた。
    そこに展示されていた物が
    ほぼこの本に載っている。

    普段気にする事もなかったような土産物。
    一度注目するとこんなにあるのか!と。
    それを集めようと思ったみうらじゅん氏はすごい。
    みうらじゅん氏の着目点に尊敬の念が尽きない。

  • 何で?とおもっちゃう土産物。
    でも、欲しい人がいるから、存在するんだな~多分。
    でも、貰ったら(汗)・・・そんなユニークな“いやげ物”大集合!
    オールカラーで大集合!
    著者がみうら氏だから、なんかキッチュな中身だなぁと
    思っていたら・・・そうですか・・・購入しちゃったんですか。
    って、なかなか面白いんですよ、紹介しているブツが。
    甘えた坊主が実はアジアの国々にもあるのに、びっくり。
    ユノミンとヘンザラ、洗うのが大変だよね~。
    海近くの土産店には、プリ貝は常備だよね~。
    なんて、ツッコミ入れながら見入ってしまいます。
    そして、かすかに朧気に見える、製作者と販売者の影。
    その姿をはっきり見てみたいけど、あえて目を反らし、
    今は“いやげ物”の鑑賞を、楽しみましょう。

  • へぇー、こんなのあるんだというものを見る楽しみ(かな?)。

  • たまたま立ち寄ったロフトでみうらじゅんのいやげものの展示会が開催されていたので覗いてみた。所狭しと並べられた謎の瓢箪や卑猥な灰皿、変な掛け軸・・・。面白過ぎたので数日後に再訪。グッズコーナーで売られていたこの本を購入し、今でも定期的に読み返している。

  • 絶対いらないおみやげが大集合。

  • <目次>
    省略

    <内容>
    「いやげ物」。それは、旅したものからもらっても全く嬉しくない、もはや「いや」な物。
    もともと1988年刊の本が2005年に文庫化されたもの。今から30年ほど前にはこんなものが観光地にあったかと思うと、客もかなり舐められていたんだね。ただ、「2穴オヤジ」や「甘えた坊主」「ヘンジク」などは、どこか同じ会社が作成していたんだろう、と推測させる出来ばえ。みうじゅんが言うように、誰が買うんだよ!という突っ込みがこだまする。


    逗子市立図書館

  • キッチュ。キャンプ。ダサい。変。
    同じ会社が漠然した城に看板だけ立てて無理やりご当地みやげと主張していたり。
    それにしても「二穴オヤジ」って、ダレよ!? ムダにファナシーなんだなー。

  • 最高の視点と徹底 素晴らしい

  • 気楽な感じで読む(見る?)のに最適。
    しかしよく集めたよね。部屋が狭くなりそう。棚に入れてあるのかな。

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著者プロフィール

作家・イラストレーター

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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