星の王子さま (ちくま文庫 さ 27-1)

  • 筑摩書房
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480421609

感想・レビュー・書評

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  • 名前だけは知っていても、中身はやはり読んでみないとわからないもの。

    モモと同じような、そんな現代社会の問題点を指摘しているように思えてならない。

  • 星の王子さまがさよならを言う場面で、「悲しみが消えていったら、ぼくと知りあえてよかったと思うでしょ。おじさんは、この先ずっと、ぼくの友だちでいる。ぼくといっしよに、笑いたくなる。」というセリフがある。そんなふうな関係性を築けた主人公にたまらなくうらやましくなる。やっぱり大人になると立場で縛ってしまっていて、心と心を交わすことは少なくなっているから。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00111169

  • 星の王子さま、大人になってようやく手に取ることができました。
    私はもう大人なので、やっぱり子どものような視点では読めないことが多々ありました。子どもの頃に出会っていたら、どんな気持ちで読んでいたのか気になります。
    「言ったことではなく、してくれたことで判断しなくちゃいけない」というフレーズが心に刺さりました。

  • 「星の王子さま」は映画にもなったことで私もこの本を知ることになって読んでみました。

    「大切なものは目に見えない」というフレーズは私も大切にしている言葉ですので、その事がとても印象に残ります。

    家くらいの大きさの星に住む少年が地球に降りてくるのです。 一輪の花は大切にしたいなと感じるが花束だと一輪枯れてしまっても平気になってしまう。

    モノへの気持ちと「本当に大切なもの」は心の中にある気持ちではないかと考えさせられる本でした。 映画がDVDになったら家族で家で観ます!

  • 初めて読んだ。
    綺麗な物語だとは思ったが、それ以上の感想はない。

  • 子どもと、≪かつて子どもだったときの≫大人に向けて書かれた、挿絵入りの小さな話。

    この本の中から、何かしらの教訓を得ようとすれば、十や二十ではとても足りない。

    大人は説明しなければ分からない、一つしかない花を好きになる、一番大事なことは目に見えない、等々、本を読みながら改めて気付かされることは、きっと幾つもある。

    しかし、そうやって、かつて子どもだった時の大人が、沢山のものを、言葉によって、確かにこの本から得られるとして、いま現在の子どもは、何を、どうやって、この本から汲み取ればいいのだろうか。

    今は手に入らなくなってしまった、その何かに向かって呼び掛けるとしたら、口にするとあまりに頼りなげな、≪想像力≫という名前だろうか。

    「けれども、あいにくわたしには、箱の中のヒツジを見通す力はありません。きっと、いくらかはおとなたちと同じようになってしまったのでしょう。歳をとったにちがいありません」(P.31)

  • 新訳。文庫を手元に置いておきたくて。

    久々に読んでみたら、心にしみる言葉がたくさんあって、やはり美しい物語だなと思った。

  • 読み終えてみて、「大人の人生の哲学書」ともいうべき深い本で、子供向けとなっているが、是非大人にも読んでほしい一冊であった。

    特に繰り返される一文として、「心で見ないと何も見えない。いちばん大切なことは目には見えない。」という部分である。この文章を繰り返し読むたびに目に見えることばかりに気をとられてしまうのではなく、本当に大切なものに時間をかけて接していくことで愛着と責任を感じるようになっていくことに気付かされるばかりである。
    本当にこの本に出会えることが出来て良かったと思える本であった。

  • 2012/12/26購入

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