- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480424778
作品紹介・あらすじ
京都といえば修学旅行。修学旅行といえば、お寺や仏像。イコール退屈。それは、子供の修学旅行だったから。お寺の造作や仏像、襖絵などの味わいを感じられるようになるにはオトナであることが必要だ。歳をとって初めて日本美術の愉しみ方が分かるようになるのだ。金閣寺や清水寺、桂離宮、平等院などの京都名所を「日本美術応援団」の2人が行く。
感想・レビュー・書評
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ふむ
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岡本太郎が銀閣の向月台と銀沙灘を絶賛していたの知らなかったとか、待庵めっちゃ楽しそうとか、確かに京都は大人になってから楽しめそうなんだが、それはこのお二人だからかもとも思うけど。
赤瀬川氏、私は文章から入ったのでどうしようもないけど、前衛芸術の人と忘れがち。忘れるな。「職業は「知らないこと」」と言う赤瀬川氏、かっこいいなあ。 -
ジャケ買い。京都の名所、金閣寺やら清水寺やら平等院やら御所やら桂離宮やら嵐山やら、を訪問しマニアックな視点で堪能する。どこもかしこも興味深くおもしろい。京都を楽しめるのはオトナ。まさに。観光向けの表の顔だけじゃない裏の顔も垣間見えて。この本を片手に巡りたい。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/763891 -
オトナになってからの改めて修学旅行視点での楽しい京都案内。
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つくづく赤瀬川原平の観察力に感嘆した。これを読んで東寺や楽美術館に行こうと思った。銀閣と向月台、銀沙灘の関係はよく知られているのだろうが、私はこの本でようやく知った。もう一度見直してみようと思える知識を授かる大人の旅行案内であった。
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二人の珍道中はなかなか楽しい。
楽美術館が入っているのは、流れとしては分かるのだけれど、ちょっと驚き。
金閣の中、入ってみたいな~。羨ましい。
赤瀬川さんの鋭い視点は、どきっとすることがある。 -
気楽に読めて、少し京都のことに詳しくなる。ただ、前作よりは迫力に欠けるか。
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面白い。洛中洛外図を観て京都にどうしても行きたくなった。そこで本書。ただの観光にしたくないからね。
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京都の寺社仏閣など、こういうふうに見ることができたら楽しいだろうなあ…と思うお話でした。
子供のとおりいっぺんの修学旅行では見えないもの、気づかないこと、大人ならゆっくり見ることもできるし、楽しむこともできる、そこに気づかせて頂きました。
この本を持ってもういちど見に行きたくなります(笑