身体能力を高める「和の所作」 (ちくま文庫 や 40-1)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480427540

感想・レビュー・書評

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  • 能楽師・安田登さん 自分の可能性広げる三流のススメ|NIKKEI STYLE
    https://style.nikkei.com/article/DGXMZO70097150Y1A310C2000000/

    安田登さん「役に立つ古典」インタビュー 長い時間で見る、考える |好書好日
    https://book.asahi.com/article/12639271

    第1回 スローリーディングのすすめ | 能が知りたい!「古典の森へようこそ」 | 安田登 , 山本貴光 | 対談・インタビュー | 考える人 | 新潮社
    https://kangaeruhito.jp/interview/6111

    日本人の身体能力を高める「和の所作」 - マキノ出版 くらしと健康に役立つ実用情報を提供する出版社
    https://www.makino-g.jp/book/b438205.html

    筑摩書房 身体能力を高める「和の所作」 / 安田 登 著
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480427540/

  • 図が無くわかりにくい

  • 姿勢と呼吸。当たり前のようで、意識すると案外上手くできていない二つのことを、ちょっとしたトレーニングで改善していくための易しい提言。
    とはいえ「見える化」の横行する令和の世において、見えない筋肉や効果の実感が遠い未来に先送りされるこうしたトレーニングに長期間取り組むには、忍耐と仲間が必要かもしれない。
    さしあたっては、自分の肩こりと膝の痛みのために取り組むことにして、新聞パンチは娘とやってみようかな。音読の宿題も出されるようになったことだし。

    ひとつだけ、疑問。
    「心」という漢字が作られたのは、呼吸を止める技術を人間が発見して狩りに活かすようになったからだ、という説。そしたら、漢民族以外の人は呼吸を止められないはずでは??

  • ノンリニアシステムを知ることができて良かった。
    大腰筋が大事。
    足振りはリハビリに活かせそう。

  • よし、これからは大腰筋を鍛えよう。

  •  足ぶらぶら体操とストロー呼吸が結構効いてきた気がする。若い、運動していた時代にこういう情報に触れることができたなら、大きく違ってたのでは?と思ってしまった。今からでもやろう、と思い続けてます。なかなか面白い動作である。

  • 新書文庫

  • 著者はロルフィングの専門家でもあり、能の動きを現代的な観点から解説してあるため、大変分かりやすかった。

    歩き方や呼吸法から、ちょっとずつ実践して行こうと思います。

  • 本書は、『日本人の身体能力を高める「和の所作」』の書名で二〇〇七年四月、マキノ出版より刊行された単行本に、加筆したものです。

    解説 内田樹

  • 能と武家の関係から、和の所作を考え、日常の深層筋(大腰筋)の使い方を意識することによって、呼吸を整える能力を身につけようというもの。トップアスリートもだとか、お腹ぽっちゃりが直るだとか、所々変な箇所があるが、こういう本には30パーセント当たってたら良しとするべきか。栄養の問題や、昔の男はしっかりと下っ腹が出てたはずであろうし、一概に伝統的な所作が良いとは言えないだろう。私達は近代生活を喪って久しいのだから、きわめて人工的に和の所作を回復するという運動には何処かで違和が残るのだ。

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著者プロフィール

安田 登(やすだ・のぼる):1956年生まれ。 能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。関西大学特任教授。 著書に、『身体能力を高める「和の所作」』(ちくま文庫、2010年)『異界を旅する能』(ちくま文庫、2011年)、『日本人の身体』(ちくま新書、2014)、『身体感覚で『論語』を読みなおす――古代中国の文字から (新潮文庫、2018年)、『見えないものを探す旅――旅と能と古典』(亜紀書房、2021年)『古典を読んだら、悩みが消えた。――世の中になじめない人に贈るあたらしい古典案内』(大和書房、2022年)、『魔法のほね』(亜紀書房、2022年)など多数。

「2023年 『『おくのほそ道』謎解きの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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