- Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480427687
作品紹介・あらすじ
世界の美酒・銘酒を友として三十余年、著者は常に酒と共にあった。なぜか。「酒をやめたら…もうひとつの健康を損ってしまうのだと思わないわけにはいかない」からである。酒場で起こった出来事、出会った人々を想い起こし、世態風俗の中に垣間見える、やむにやまれぬ人生の真実を優しく解き明かす。全113篇に、卓抜して飄逸な山藤章二さんのイラストが付く。
感想・レビュー・書評
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自由奔放って感じは悪くないと思う。お酒好きには所どころ小粋に思えることもあるけど、そうでもなければ毒にもならねど薬にもならぬ。だんだん飽きてきて後半はかなり斜め読みになってしまった。
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「酒をゃめたら、もうひとつの健康を損なってしまう(中略)」。酒の害は美しいものだと思わせる、キケンなエッセイ集。
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文学
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酒呑みの上級者。
勉強になりました。 -
山口瞳と池波正太郎のことをもっと知りたい
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酒呑みになりたいとは思わないが、こんなにも人間味あふれた魅力的な人間に私はなりたひ
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敬愛する来生たかおが愛読していると知ってすぐ買いました。ただの酒エピソード本ではありません。そこには酒を愛し、酒に愛され、酒に溺れた、弱くも微笑ましき男の生き様(?)が語られています。毎晩晩酌しながらこれを読んで、読んでる自分に酔ってました(笑)
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ナイトキャップしながら、ダラダラと読んだ。酒呑みは、体に悪くとも、飲んでしまう。健康が損なわれる気がするから。昭和の酒場の風景が、何か懐かしい。