- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480428370
作品紹介・あらすじ
いま女性店主の古書店が面白い!ネットはもちろん、リアル書店でも、個性的な品揃え、雑貨やおしゃれなカフェ、イベント・スペースなどを兼ねることで、注目を集めている。そうした個性的な13人の店主の素顔と開業までのストーリーを紹介した好著。本書がキッカケで独立した女子もいるという一冊。文庫化にあたり、「それからの『女子の古本屋』」を増補・追加取材。
感想・レビュー・書評
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男性中心だった古書店の世界に足を踏み入れた個性的な女性たち。古書店を始めるに至った経緯が人生と共に紹介されている。
私も古書店というかブックカフェのような店を持つのに憧れる。好きな本とコーヒーの香り、傍らにはリクガメ…妄想は広がる。でも、この本に出てくる女性たちの行動的な姿や、自分の居場所を求めてといった気持ちに、私のような甘っちょろく生きてきた人間には向いてないかも(^_^;)と。夢のブックカフェは夢で終わりそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
筆者が取材した、女性店主の古書店13店舗について店主の素顔と開業までの道のりを紹介した内容です。決して平坦な道のりではない古書店の営業の厳しさや楽しさをバランスよく伝える内容でした。
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読了後、古本屋をのぞいてみたくなること間違いなし!でも、古本屋になりたいとは…思わないかなぁ…苦笑
女店主さんたちがお店を開くまでのストーリーが面白い。皆さん、とても個性豊か!
本書で紹介されている何店舗かは、すでに閉店しているのが非常に残念。
でも近隣にあるお店は機会があったら行ってみたい。 -
恋人とお揃いの財布を買いに行った日に見つけた。蔵前の古本屋さん。とてもいい感じだったな。
岡崎武志さんの本を前々から読みたかった。それに加えて、このタイトルの本。頭にはsnowdropのことが思い浮かぶ。見つけてすぐに買おうと決めた。
読んでいる途中、ずっとsnowdropのことを考えていた。店主の南さんがいつも話してくれることが頭をよぎる。この本、読んでほしいな。今度プレゼントしようと決めた。
本書では女性が営んでいる古本屋さんが幾つも紹介される。店主さんがどのように子供時代を過ごして、古本屋さんという職業に出会ったのか。十人十色。色々な人生がある。大きな決断をし、新たな世界へ飛び込んでゆく女性たちの姿が格好いい。
古書玉椿が紹介されている時に思わぬ名前を見つけて、心が高鳴った。ポラン書房。大泉学園駅の近くで長年営まれていた古本屋さん。僕が南さんと出会った場所でもある。コロナウイルスの影響が大きく、多くのお客さんに惜しまれつつ、2021年2月に店を閉めた。
古書玉椿の店主、石田さんもポラン書房で働いた経験があるという。南さんと一緒だ。南さんはポラン書房の閉店した数ヶ月後に江古田駅の近くでお店を開いた。それがsnowdrop。南さんのお名前の、由紀が由来である。僕は初めてsnowdropに行った時に驚いた。自分にも"ゆき"という名前が付いているから、ポラン書房で出会った店主さんにも同じ名前が付いていることに運命的なものを感じた。それから2年間、お店に通っている。南さんに会いたくなって、行く。
本書で取り上げられた一つ一つのお店に、こんな出会いがあるのだと思う。それはきっと一冊には書ききれないほど、たくさん。けれども僕はこんな素敵な古本屋さんがどれも、できるだけ長く続けばいいなと思う。
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女店主
みな個性的で
バイタリティあるなぁ
主人の本棚から拝借 -
古本屋が好きなので読んでみた。個性ある古本屋、ネットの時代で大変だろうが、私も開業してみたくなった。
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単行本も読んだのですが、追加分もよみたくて…
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なぜ古本屋をやろうと思ったのか?
女性店主のお店にスポットをあてる古本屋のこれから。