国定忠治の時代: 読み書きと剣術 (ちくま文庫 た 68-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480430144

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  • 近世に登場した博徒、国定忠治が生きた時代における、村落社会について書いたもの。村落における読み書き教育、武術鍛錬、村落に保有されていた武器の存在等を通じ、士農工商という視点により恣意的に形成されてきた農工商民の生活を資料を用いて丹念に描いたもの。
    著者のより詳しい研究に関しては、『近世村落生活文化史序論―上野国原之郷村の研究―』が詳しいが、村落における武術鍛錬が行われていた事実などは、こちらでも十分に描かれているだろう。

  • 江戸時代の博徒の様子がわかりやすく書いてありました。

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著者プロフィール

1940年静岡県生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。群馬大学教育学部教授、国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授を歴任。文学博士。専門は近世教育・社会史、アウトロー研究。著書に、『日本民衆教育史研究』(未来社)、『国定忠治の時代』(ちくま文庫)、『江戸の教育力』(ちくま新書)、『江戸の訴訟』『清水次郎長』『一茶の相続争い』(岩波新書)、『清水次郎長と幕末維新』(岩波書店)、他多数。

「2020年 『江戸のコレラ騒動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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