うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)

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  • 筑摩書房 (2014年1月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480431226

うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)の感想・レビュー・書評

  • 元スーパーカーの人とは知らず何となく手にした作品。
    作詞家らしく言葉を丁寧に紡いでいるなと感じました。
    この作品は小説とエッセイが混在していますが
    正直小説の方はあまりしっくり来る作品がありませんでした。
    何となく狙い過ぎと言うか超短編なのにテーマがはっきりし過ぎていて
    ちょっとアクが強いなと感じると言うか。
    エッセイはとても良い味を出しているので今回のような物凄く短い小説
    というよりも短編程度の小説を読んでみたい気はします。

    この文庫本は解説を鈴木おさむさんが書いているのですが
    作品の中の自分のベスト5を選んでいて斬新だなと思いました。
    個人的に私が好きだったのは著者のタバコを辞めた理由が書かれた
    「殺人タクシー」や実家に久しぶりに帰った際の違和感を表現した
    「銀色の鍋」、著者の命名の由来を書いた「ポケットから生まれた男」です。

  • 元SUPERCARの,いしわたり淳治さんの短編小説・エッセイ集.
    小説はカジュアルな星新一といった感じのテイスト.毎回,ハッとしたり,ドキッとしたり,フフッとしたりするオチ.バリエーションに富んでて良い.
    舞台設定も超現実世界からファンタジーまで色々.ファンタジー側は最初抵抗あったけど,だんだん世界観に慣れたら普通に読めた.
    元々は雑誌の連載だったとのことで,「字数稼ぎ」と思われるダラダラとした部分もあるが,人間味があって良いと思う(笑)

    個人的には,最後の「銀色の鍋」が好き.私が田舎出身だからかもしれないけれど,全体的にグッとくる.
    ミュージシャンというあまり世俗の雰囲気を持たない人が書くという点も影響しているのかもしれない.

    「好きな食べ物は?」という質問が好き,というのは全面的に同意!というか,自分以外でこの質問好きな人を初めて見た.そうそう,意外な一面が見えるので,この質問好きなの.あと,「嫌いな食べ物は?」もオススメ.こちらも意外性があるし,結構みんな子供みたいな回答してくるのですごい可愛く見える(笑)

  • ちょっと斜に構えた感じが鼻につくような気がしつつもなんかくせになる。エッセイが良い。こういう発想の引き出しはすこし憧れる。田舎の両親の話にはめっぽう弱い…

  • 筆者のアイデアのひけらかし感が合わない

  • 短編とエッセイが1冊になったもの。

    最初の短編で、怖い話? と思ったのですが
    すべて別々な話で、怖い話はこれだけ。
    いや、次の幽霊社員も怖いといえば怖い?
    どうだろう? と思ったのは、タクシー運転手の
    アレルギーの話。
    老い先短いから、とさらに短くするのはどうでしょう?
    言っている事に対して、説得力があるようなないような。

    エッセイで不思議に思ったのは、ボーナストラックの話。
    レンタルで借りてくるのはいいのですが
    なくなる可能性もありますよね??
    そこは…もしや考えてはいけない??

  • 小説は オーヘンリー、星新一 みたいな感じで 予想外な結末が面白い。エッセイも 必ず わかりやすいオチがあって、短編で読みやすく、ムダな読み物もないので、凝縮された感じがします

    なかには 想像しやすい安易な結末もあったけど、面白かったです

  • 作詞家なので、音楽プロデューサーなので、「文章を書く」という点ではまだまだ伸び代があるなと思った。 ^^;
    だけど、随所で目の付け所が違うなと感心した。

  • 短編小説とエッセイが1冊に纏まった本。最初の小説「顔色」は面白かったが、ほかの作品はもう少し頑張ってもらいたかったです。読み応えのようなものはほぼ皆無ですが、読み易い文体からは、著者の人となりが表れていると思います。

  • いい感じの表紙と出版社の煽り文句につられ内容を確認せず購入、短編とエッセイがないまぜになった作品です。短編は目の付け所がよく、オチのセンスもよく、結構楽しめました。
    エッセイの方も中には雑なものもあるけど、漠然と思っていたことをストレートに文書て提示してくれ、同感できる部分か随所に見られます。
    執筆したのは少々前なんですね。ネタが古く、いつの時代かとたまにネットで調べつつ読み進めました。

  • 小説はあまり好きではなかったけど、エッセイがおもしろかった!
    作者の持論が的を射ていて、ハッとしました。でものんびり自由な方のようで、現実の毒や理不尽をユーモアでかわしていて楽しかった。
    なんだか自分がまるごと肯定されたような気分になりました。

  • おお、スーパーカーの方!?
    震えてくる、お風呂の中で読んで夢中になってしまい湯冷めしたからだけでなく!

  • ショートショートのクオリティのムラが激しい。8割陳腐。何かに似てると思ったら、学生が書くマスコミ就職試験の作文だ。

  • トイレに必ず本を置いてある。手持ち無沙汰になりがちなので、いつでも本を読めるようにセッティングしている。置いておく本のポイントは2つ。短いエッセイというか、小説というか、とにかく短編集であることと、つまらなくてもう1ページもめくりたくないというものではなく、かといって、難しすぎてかんがえこんでしまうというものでもなく、適度に面白すぎないこと。この2つを見事に満たしているこの本。決して馬鹿にしているとかではなく、人も本も適材適所が肝要で、必ず配置されるに相応しいところがあると思っている。ちなみに今、電車のなかで谷崎潤一郎の細雪を読んでいるが、これなんかは配置に失敗した典型的な例だと思う。面白いのだが忙しなく乗り換える電車の中ではこの名文は堪能しづらい。一方でこの本は長い時間をかけて、1話づつトイレにはいる度に読み進めて、ついに読破した。妙な達成感とともにうれしい悲鳴を小さくあげたのであった。

  • SUPERCARの歌詞が好きだったので、気になって手に取ったのがきっかけ。
    私は、いしわたり淳治さんの不思議な世界観や魅力にすぐにハマってしまいました。

    小説とエッセイの短編集。
    しかしながら、エッセイも小説のような感覚で読めるので、一緒になっていても違和感なく読むことができた。

    私が特に心に残っているのは、小説「待ち合わせ」と「密室のコマーシャリズム」とエッセイ「うれしい悲鳴をあげてくれ」。
    主人公にとても共感したり、販促を行う上で発想の新たな発見があったり、今後の人生において「うれしい悲鳴」という課題を与えてくれた。

    表立って感情的になる訳でもないのに、心を揺さぶられる。
    この本に出会えて、考え方や生きる世界が少し広がった気がします。

  • 本屋さんで激推しされてて元スーパーカーのギターのいしわたりさんって知らずに読み始めた。
    ショートショートとエッセイが半分ずつ。エッセイの方が面白い話が多かったかも。TSUTAYAを自分のCD倉庫に表す話とかこういう見方もあるんだって。旅行に持っていくのに最適かも。

  • 色々な書店でオススメされているので、気になって図書館にて。
    エッセイ?

    私には合いませんでした。

  • 元スーパーカーのギター&作詞担当で、アイドルネッサンスがカバーしている『Lucky』の作詞やチャットモンチー『シャングリラ』のサウンドプロデュースをした人の掌編小説&エッセイ集。日常のいろんなことを感じるアンテナが独特なのが分かる。

  • タイトルから正直微妙そうだなぁと思ったのですが、一番最初の「顔色」を読むと「おお笑」と思わせてくれる皮肉たっぷりの構成だったので思わず買ってしましました。笑
    飛行機で読むのにぴったりの短編集だと思います!

  • 星新一を想起させる短編集。(SF要素は少ないが…)珍妙なものさしを持っていて、一つ一つの物語に作者の人生観が読み取れる。その考えは思ったより深く、割と人生の本質を突いているような気がする。私も以前考えたことのあることを必要最小限の文章で短いうえ、見事なオチもあり、まとめられているので読後感は爽快。

  • 人生でいくつのうれしい悲鳴をあげられるか。何だか、それがすごく大切なことのような気がするこのごろです。(p.322)

  • 世の中に鋭く突き刺さるのに嫌味なく、ときどき子供っぽい可愛らしさすら感じる独特の視点、言葉遣い。
    ロッキンオン・ジャパン連載時からだいすき。

  • 期待した割に切れ味不足

  • 平積みしてあったので購入し、そのまま放置していた本。気軽に読める文庫本を探していて、目にとまったので読んでみた。
    小説とエッセイの間、何とも不思議な短編集だった。星新一や大人向けのロアルド・ダールに似ていると思った。
    かなり毒があるが重くならないので、すき間時間の読書にちょうどいい。

  • エッセイと短編小説が半々収録。笑ってはいけない温泉宿が一番面白かった。

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うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)の作品紹介

うれしい悲鳴をあげてくれは元スーパーカーというバンドのいしわたり淳治さんが書かれているエッセイと小説が一緒になっている作品です。2004年から2005年にロッキンオンジャパンで連載されていたものが書籍化されました。思わず笑ってしまうエッセイが多く収録されています。短いエッセイの中にも笑いが詰まっています。

うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)のKindle版

うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)の単行本

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