アンビエント・ドライヴァー (ちくま文庫 ほ 24-1)

著者 :
  • 筑摩書房
3.77
  • (7)
  • (10)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 260
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480433428

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 神秘体験というと悪いイメージが先行しがちだが、音楽、映画、小説等が産出する感覚の拡張化や普段は使用していない領野を刺激される超体験など、どれもみな神秘的体験と近しい関係にあると考える自分としては、感覚的世界に重点を置きながら創作活動を行う細野さんのスタイルには強く共感する。
    どれもみなバランスだけど。
    アンビエントミュージックは聞きます。

  • アニミズム的な志向とアンビエントについて、20世紀と21世紀の音楽の間にある分断についてなど、文化的な資料としても価値のあるエッセイ集。細野晴臣氏の音楽はもちろん、ネイティブアメリカンの教え、日々の思考から物理学まで、幅広い興味・関心が広く浅く、ところどころとんでもない深度で書かれていてどこまでも興味深い。

  • 自分自身が書いたとしか思えない内容に愕然として、細野さんへの内面的な距離が一気に近づいた一冊でした。

著者プロフィール

1947年、東京生まれ。音楽家。69年にエイプリル・フールでデビュー後、はっぴいえんど、ソロ、ティン・パン・アレー、YMOで活動。ワールド・ミュージックやアンビエント・ミュージックを探求する一方、歌謡曲のプロデュースも。

「2017年 『HOSONO百景 いつか夢に見た音の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

細野晴臣の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
植本 一子
村上 春樹
カーソン・マッカ...
田中正人
村上 春樹
村田 沙耶香
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×