- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480433923
感想・レビュー・書評
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本屋で衝動買い。吉本の主著について、時代背景を踏まえつつ噛み砕いて解説されているので、そういう点では面白く読めた。しかし本書の中心的主張には、納得できない部分も多かったし、あまり興味が湧く内容でもなかった。
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日本版『知の欺瞞』。吉本隆明の著作を分析、その思想が非論理的で無内容であることを明らかにしてゆく。まあ吉本は学者ではなく詩人だから、言っていることが論理的に正しくなくともさほど問題はないのだろうけど。しかし吉本先生には全然興味なく、おそらく一生読むことはないだろう。
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悪口の切れ味はとても良かった。吉本の評価はともかくとして、まさに共同で作られた幻想としての大思想家吉本を論じるといったもの。
が、そもそも価値って社会の構成員により自然と形作られていくものであり(ビジネスはその操作)、そしてそれに対するカウンターも社会の機能であって、今更感はある。そもそも影響力なんて若者には無いわけだし。(50代などで未だに引きずってる人は一部居るのでしょうが。
三浦つとむと時枝誠記はいずれ読みたい。 -
読み助2017年7月23日(日)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2017/07/post-b482.html