難民高校生: 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル (ちくま文庫 に 16-1)
- 筑摩書房 (2016年12月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480434210
感想・レビュー・書評
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仁藤さんとColaboは以前から尊敬して応援しているのだけど、仁藤さんがここに至るまでのことは知らなかった。
仁藤さんと友人たちの、ギリギリの日々。
被災地の中高生とのやり取り。
胸が痛くなりながら読んだ。
若者の問題、家庭の問題、などと切り離しちゃだめだよね、社会の問題だ。
「「子どもの頃になりたくなかった大人」より、「こんな大人がいたらよかったな」という大人になって、誰かに「あんな大人になりたいな」とか「こんな大人がいてくれてよかった」と思ってもらえたら、幸せではないだろうか。」
この言葉は常に頭に置いていたい。 -
『女子高生の裏社会』よりエピソードは抑えめ。自身の体験と被災地での活動紹介がメインかな。当事者として、当事者と関わる立場での主張は理解できる。ただ、被災地での女川高校などとの協働はキラキラし過ぎていて、ちょっと気持ち悪かった...。光があれば闇もあるんだよなぁ...。
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共感できるしんどさしかわからないため、夜の街にたむろする若者を自己責任と切り捨てる人がいる。
知らないことを知ることで世界は広がる。それが想像力となり、相手と向き合う切っ掛けとなる。
この本は大人にとっても若者にとっても、知る切っ掛けとなるだろう。困っている若者がいる、助けとなる大人がいる。お互いがお互いの存在に気づくだけで、世界は変わるだろう -
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牧師の阿蘇?さん
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渋谷で毎日を過ごしていた著者が、居場所を取り戻し、NPOを立ち上げるまで。