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みんなの感想・レビュー・書評
読書好きを公言しているものの、まだ太宰治の作品はしっかりと読んだことのない私。
いつかは読みたいなと思っているのだけど、まだ読んでいない理由としては、あまりに有名すぎるのと、多くある作品のどれから読んだらいいか分からないから。
なので、ガイドブックのようなこの本を読んでみました。
そしてこの本が道標になってくれたのかというと…よく分かりません(笑)
太宰治という人の作品を、それぞれの著者が自分のフィルター越しに感じ、それをまた別の作品に作り上げているのですから、当たり前と言えば当たり前なのですが。
ただ、太宰治作品にさらに興味が湧いたことは間違いありません。
この本に載っている作品を読んで、またこの本を読んだらきっと印象が変わるんだと思います。いつかの再読を楽しみにしたい1冊。
プリマーなので紙が分厚く、あっという間に読み終わる。
作家と作品を結びつけないで読みたい、というナオコーラに面白さを覚える。
あと、太宰が常に羞恥心をもちながら書いていた、とする西には共感する。じぶんなんかと思いつつそうでもないと感じていて、そんなぐちゃぐちゃしたじぶんなんかが嫌で安定しているような他人を羨むとか自分そっくり。
いやんなる。
自意識のかたまり!!!!
愛すべき自分と共に生きたいのになぁ。
12名の女性が読み解く太宰治。雨宮処凛が『トカトントン』を脱力系作品と言い、津村記久子が『富嶽百景』を自虐ネタでありながらもほのぼのとした、どんな時代に読まれてもくすくす笑いを誘うと書き、辛酸なめ子が『人間失格』を男向けのモテ本と記してある事からわかる様に、渋面を作り眉間に皺を寄せて論じられない、肩の力を抜いた太宰の作品論。ワタシはどちらかというと太宰の人物に興味があり、太宰の作品は全部読んでない、メジャーどころしか読んでない熱心な読者ではないのだけれども『富嶽百景』と『駆込み訴え』は読み直したくなった。
勝手に続編が書かれていたり、誤字があったり、単なる作品紹介に終始していたりといった風で、「ああ、これは星二つ、下手をすれば星一つだな」などと思いながら読み進めていたのですが、最後から二人目の太田治子氏の随筆は、先入観も手伝ってはいるでしょうけれどもなかなか興味深く読む事が出来ましたし、最後の高田里惠子氏の随筆では、『眉山』を芥川龍之介の『蜜柑』と比べていて「成程なあ」と思い、そもそもこの本もワカマツカオリ氏の装丁を目当に購入した訳で、そちらは充分堪能出来ましたので、星三つを付けました。異質ではありましたが、香山リカ氏の学術的な切口での随筆も非常に興味深かったです。
太宰の本が好きなのはもちろん、
このアンソロジーに参加している作家さんの豪華さに惹かれ手にとりましたが、最悪。
最初に佐藤江梨子の書評がもう最悪。
続く山崎さんもひどい。
とにかく残念な作品。
女性の立場で太宰治を語る。と言った感じでしょうか?
著者の皆、癖の強い方たちばかりで読んでいて面白いのですが、ちょっと温度差が大きいかな・・・?
『トカトントン』を読んだことがないのでまた読んでみたいです。
女優、作家、医者…様々な立場の女性たちがつづる、太宰治に関するエッセー集。
なぜ「女」の視点が求められたのか、太宰が心中未遂を繰り返したスキャンダラスな作家だからなのか。編集部の意図は不明だが、本書を読めば太宰作品を読みたくなる、読み返したくなるのでは。
ぜひ、老若男女問わず手に取って、新たな視点を得て議論を交わしてみてはどうだろう。
この本は、12人の女性による太宰治考です。
内容は、太宰LOVEの人や反面教師的、
作家としての小説道、座右の書など様々です。
佐藤江梨子、津村記久子、辛酸なめ子の文章は
他の作家に負けないくらい面白いです。
山崎ナオコーラの文章が結構好きかもしれないと思った。 それに彼女がレビューを書いていた「駆け込み訴え」大好き。 「はいはい、申し送れました」の下りは私もぞっとした。 この時のユダの気持ち、なんかとってもよく解ってしまうんだ。 大好きで大好きで、それゆえに何だかどうしたらいいか解らない。 この気持ちがどうにもならない。苦しい、ただ苦しい。 そして最後に見るぞっとするくらいの人間っ... 続きを読む »
サトエリの寄稿はちょいがっくし。「眉山」「千代女」は読もう。
今まで読んだ太宰では「斜陽」が一番好きだし、戦後の作品のほうがメジャーでその後の顛末を知ってるからイメージしやすいけど、戦前の作品もちゃんと読み直そう。
太宰は絶望や反逆や苦悩の中で最終的に自殺を選んだが、でも絶対に感謝があった人であると思う。
恥ずかしさを胸に抱いて、それでも生きてる自分を確かめながら、その有難さを筆に込めていたのではないだろうか。
太宰は精神医学の世界でしばしば取り上げられる症例。自分は特別にすぐれた人と万能感を持ったかと思うと、次の瞬間には自分は最悪の人間と落ち込み、安定したペースで仕事を続ける友人などに嫉妬の環状を思える。自嘲的に見せつつ、太宰が実は芥川賞などの社会的な評価に固執しする。
色々な女性が太宰についてそれぞれに思い入れを語るエッセイ。
私も太宰が好きなのですが、人それぞれなわけで、「わかるわかる」って想いながら読める人もいれば「へーそっか」で終わる人のエッセイもある。辛酸なめ子さんが一番面白かったかな。
太宰好き女性ならちょっと読んでみて面白いと思うけど、買って手元に置いておきたいと思うほどでもない本ていう印象でした。
太宰が女心をくすぐるんだなと改めて思わされる本で御座います。
女性作家12人が編集部に依頼されて書いた「太宰治について」。全く読んだことのない人から、太田治子さんまで、という、多彩といえば多彩(安易とも言う?)な人選。で、読んだ感想は・・・う〜〜ん、やっぱりちょっと太宰に関する温度差がありすぎて微妙かな。皆さん、一癖も二癖もある作家さんたちだから、他の人とは違う角度から攻めたい、といったような「書く姿勢」が太宰に対する思いを超えてたみたいで。初めて読んで、好... 続きを読む »
ダザイは好きな方ですか?それともなんとなく敬遠してる?山崎ナオコーラ、西加奈子、津村紀久子といった現在を代表する女性作家や香山リカ、雨宮処凛など話題の論客、サトエリにダザイの娘で作家の太田治子まで、
女性たちが語るダザイとのつきあい方。読書案内にどうぞ。
12人の女性が太宰について語っています。
特に面白かったのは山崎ナオコーラと 津村記久子。
山崎ナオコーラは「私は『太宰治』が好きではない。」という一文から始まっていて、
太宰風に太宰を語っているのが面白い。
津村記久子の文は「水位の低い多幸感」という言葉が印象的だった。
とりあえず太宰はやっぱりもてますよね!
生誕100周年を記念して作られたものかな。
どの方にも太宰を好きなことが感じられて、
いろんな作品の一節が載せられたりしているのを読んだりすると
改めてもう一度読んでみたいと思った。
2009.8定価購入 / 2009.8.16読了
生誕100年記念本。女性作家たちが好きな作品を1作取りあげて書く、小さな太宰論。自分との関わりが絡んだ軽い読みもの。ワカマツカオリの挿絵もおしゃれ。
中沢けいの『津軽』論がよかった。
執筆者の顔ぶれと、ワカマツカオリさんのイラストに惹かれて購入。特別太宰が好きというわけではなく、生誕百周年ブームに乗っかるのもなぁ…とは思っていたんだけど、なかなか面白かった。一番面白かったのは、津村さんが薦める「富岳百景」だな。コミカルな太宰像を、これまたコミカルに紹介してくれた津村さんの文もよかった。私はとにかく、あの井伏氏の放屁エピソードが面白くて面白くて(笑)冒頭のお笑い芸人の振りを、どう... 続きを読む »
各人の太宰観が出ていて、非常に面白かったです。
津村さんの考察が面白かったです。
冒頭のサトエリ…あの見た目で文章もどえらい巧かったら手も足も出ん!と思てましたが、ほっ。
恋する女の子の文章でした。可愛い。

[ 内容 ]
座右の書、作家道、芸人魂、恥かしがり方、熱狂の冷まし方、愛され方、自己演出法、妻のあり方、読書でイク法、小説の書き方、読者の選び方。
たとえ反面教師であれ、ぜんぶ彼が教えてくれた!
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