新聞記者 現代史を記録する (ちくまプリマー新書 202)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480689030

感想・レビュー・書評

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  • この著者の説得力のある主張には、現役時代の記事を読んでいた頃から共感することも多かった。
    その人が、どういう記者生活を経験してきたかが書かれた本。気骨と同時に、やさしい人間性も感じられる。よい内容です。

    著者は残念ながら、現代ではふつう起きないような疑わしい状態で北京で客死。とても残念。

    『朝日新聞』Web版・2016.5.10「新ポリティカにっぽん
    」で本書が紹介されています。

  • 元朝日新聞記者で、主筆にまでなった方の著書。
    歴史を追いつつ、ジャーナリストとしてのあり方をほのめかしてくれる。最近、新聞は左やら右やらと、ネット上で叩かれてるけど、結局新聞がないと日本の民主主義って終わっちゃうんだよね。と感じました。

  • 面白かったです。

  • 前半は、現役の新聞記者からの取材内容を聞いて、自分の言葉に引き直しているような感じ。後半は長々と朝日新聞の社説を読まされているような感じ。
    あくまで「元」新聞記者。

  • 新聞記者の目線から東日本大震災(関東大震災),リクルート事件/ロッキード事件,日韓問題をつづったエッセイ的なノンフィクション。

    もっとエグイ裏側が語られるのかと思ったが,意外と想定の範囲内。。

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著者プロフィール

(公)日本国際交流センター・シニアフェロー。慶應義塾大学・龍谷大学・韓国東西大学客員教授・ソウル大学日本研究所客員研究員。
1948年生まれ。東京大学法学部卒業、朝日新聞政治部長、論説主幹、主筆を経て、現職。日韓フォーラム幹事。
主要著作に、『戦後70年 保守のアジア観 』(朝日選書、2014年)、『新聞記者―現代史を記録する』(ちくまプリマー新書、2013年)、『闘う社説―朝日新聞論説委員室2000日の記録』(講談社、2008年)、『韓国と日本国』(共著、朝日新聞社、2004年)、『忘れられない国会論戦―再軍備から公害問題まで』(中公新書、1994年)、など。

「2015年 『日韓の未来をつくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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