18歳の著作権入門 (ちくまプリマー新書)

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著者 : 福井健策
  • 筑摩書房 (2015年1月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480689283

18歳の著作権入門 (ちくまプリマー新書)の感想・レビュー・書評

  • とりあえずのイメージ掴みには良い。後は基本書を読みましょう。

  • 「著作権」という言葉は誰もが一度は聞いたことがあると思います。
    私たちの生活のなかでも、結構身近なところで関る機会があるのですが、
    内容についてはあまり知らない人が多いのが現状です。

    この本はタイトルに「18歳の」とありますが、
    著作権入門書としてとても分かりやすく、
    年齢に関係なく読んでもらえる本になっています。

    前半の基礎知識編では、著作物や著作権の内容について解説。
    著作権侵害の成立に関して、実際裁判になったケースを取り上げて、
    説明しているため理解しやすい。
    また、著作権の制限規定内での利用についても触れています。

    後半の応用編では、ここ最近、意識されるようになってきた、
    ソーシャルメディアや動画サイト、二次創作の分野についても取り上げており、
    とても参考になりました。

    著作権て何だろう。興味をもった時に読んでほしい1冊です。

    図書館スタッフ(学園前):ホワイト

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    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2110031167

  • 職業柄、著作権については最新情報を把握しておく必要があるのだが、この本は実例が豊富でわかりやすかった。誰もが著作物を公表できるようになったことで著作権は誰にでも関わる問題になったし、著作権のあり方自体も問われるようになった、ということだな、

  • 図書館。

    最近SNSで投稿を始めたので、動画投稿サイトなどの著作権について知りたくて読んでみた。
    具体例がたくさんあって分かりやすい。
    ニコニコ動画でユーザーが歌唱・演奏動画を無料で投稿できるのは、ニコニコ動画自体がJASRACと年間契約をしているからというのが驚きだった。

  • 著作権の入門書。
    とてもわかりやすかった。
    章ごとに簡潔に書いてありよい。

    基礎知識編では著作物って何?から始まり基本を学び、応用編では主にインターネット上で著作権はどうなっているのか知った。
    ソーシャルメディアの注意点、音楽の利用・二次創作のあり方は時宜を得た関心がある内容だった。
    教養になる本。

  • 著作権はとっつきやすいが、案外複雑。
    本書は入門書として最適。たとえもタイムリーで解りやすい。判例等はほとんど使われていないが、骨組みを学ぶならこれで十分。法律を学ぶ学生のみならず、万人に読んでほしい。ネット上でのエチケットのためにも。

  • 最新の具体的事例からグレーゾーンの解説まで、筆者の意見を織り交ぜながらわかりやすく紹介されていた。

  • 図書館で仕事するものにとって、いつも意識していたい「著作権」ですが、ひとつひとつの事例によってどう解釈すればいいか迷うことがあります。この本はデジタルネイティブの若い世代に向けて「著作権とは何のためにあるのか」ということを、わかりやすい具体例で教えてくれる1冊です。各章の最後に小さな設問があり、その問題を自分でもう一度考えるで確認しなおすことができます。ネット上でみつけたイラストや動画をダウンロードしたり自分のブログに使っても良いのか、引用、教育目的の利用なども、論文作成や大学祭での配布物など具体例を挙げながら丁寧に解説しています。日本では、グレーゾーンな解釈がされている「二次創作」についても「非親告罪」になるかも?という「TPPとコミケ終了」についての記事など、若い世代が興味を持って読める内容になっています。この本は、著者の福井さんがCNET Japanサイトで2014年5月から10月にかけて20回に分けて連載した「18歳からの著作権入門」に加筆修正して出版されたものです。

  • 18歳と書いてあるけど中学生でも読めそう。
    わかりやすい。

    ただ、入門書という性質上、目新しいことはほとんどないので大人はあまり楽しめないかも。
    (※と思ったけど、他の人のレビュー読んだら、知らないことも多かったと書いてあったので大人でも楽しめるらしいです!:追記)
    あたしにとって目新しい情報だったのは、著作権の譲渡は文書を交わさなくてもOKってところくらい。

    あと、著作権法の条文と合わせてみると条文に対する忠実さよりもわかりやすさ重視って感じがする。
    とくに著作権の解説は、条文だと「〜の権利を専有する(=権利者だけが〜できますよ)」と権利者の立場から書かれてるけど、この本では「〜はしちゃダメと言える権利」と解説されていて、利用者による権利の侵害に焦点化されていたのが印象的。
    著作権「法」の入門書ではないし、学術書ではないので、それでもいい気もするけど、個人的にはやっぱり、条文を紹介した上で、それはすなわちこういうことを意味するという一文が欲しかったなぁと思う。
    引用ってそういうものだと思うし。
    引用の解説をしてる本で引用を省略するのはちょっとずるい。

    とはいえ、入門書としてはいい本だし、学生に勧めるにはちょうどよい本だと思う。

  • 【資料ID】151860
    【分類】021.2/F76
    総記のコーナーに並んでいます。

  • 展示期間終了後の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号 021.2//F76

  • 著者の相変わらず平易で分かりやすい、ネット時代の今知るべき基本的な著作権の知識が詰まっている。NGな例はもちろん、OKなケーススタディも書かれており、これらは基礎かもれないが、知っているかいないか、使えるか否かでは大違いと思う。 余談だが、著者が教鞭を取っておられる、ワシの母校である日芸での講義に何度か特別講師としてお招きいただいたが、分かりやすい授業は自分が学生時代になかったのが悔しいほど。そして著者の言う、日本では大学卒業まで1時間すら権利に関する必修授業がない、という嘆きは、ワシも問題と思う。

  • ミッフィーちゃんの顔のバッテンマークが実は口単体じゃなくて鼻と口両方表現していたというじじつが衝撃的すぎました。

  •  高校生以上の学生や若い社会人を想定読者の中心とする著作権の入門書。

    ・著作物9例。
    ・11の著作権。
    ・著作物に当たらない①ありふれた・定石的な表現②事実・データ③アイディア(着想)・方法論④題名・名称⑤実用品のデザイン…等。
    ・制限規定〇個人的な複製〇引用〇教育目的の利用〇非営利目的の上演・演奏など〇写り込み・公開の美術〇企画検討での利用…等。
    ・主要動画サイトではJASRAC等の管理曲は利用できる。
    ・パブリックドメイン。
    ・クリエイティブコモンズ。


     初めて知ることもかなりあって焦った。分かりやすく伝えようとする姿勢に好感。

  • 分かりやすい1冊だった。ニコニコ動画のMAD、ゴーストライターなど最近の話題も絡めつつ著作権について書かれている。各章の終わりにはおさらいのためのクイズもあり中身がぎっしり詰まっています。

  • いやあ、ちと文章を書こうとして読んだらはまた。しらんことまだまだあるなあ。

  • 本書は、著作権法の世界では第一人者である福井健策弁護士が、「高校生以上の学生や若い社会人」を主な対象として、書かれた入門書である。

    著者は、この分野で数々の新書を出しているが、本書は前記のようなコンセプトや、ネットメディアでの連載記事をまとめたもの、という経緯もあってか、従来の著作に比べると、独自の見解や政策提言的な記述は控えめになっており、基本的なルールをわかりやすく説明する、というコンセプトが貫かれている。

    とはいえ、「保護と利用のベスト・バランス」が大事、という視点や、「二次創作による文化の発展」へのこだわり(パロディやパブリックライセンスの話題は類書と比較しても分厚い)など、著者のリベラルな視点は随所に反映されているし、ところどころに混ざるユーモアも健在。

    純粋に読みやすい、というのはもちろんのこと、身近な題材、具体的な設例がふんだんに使われていること、ネット上でも愛される人気者(失礼・・・)ながら、ネット住民の声に盲従することなく、適度なバランスを保った解説を行っていることなど、良書というだけの条件が揃った一冊だと言えるだろう。

    現在の著作権制度全体を見渡すとともに、これからの制度を考える上でもよいヒントを与えてくれる本だけに、幅広い読者にお勧めしたい。

  • 読み直したさ:★★★
    島並他『著作権法入門』の入門として購入,読む。3時間あれば通読できるので,サッと知識を確認したり,勉強して仕入れた知識が最近の問題に如何に適用されるか見直すときに読みたい。
    〈感想〉
    ニコニコ動画やTwitter,ユーチューバーなど最近の身近な話題を取り扱っており,まさに若い世代が興味をもって著作権法に触れることを可能にしている。最近読んだ本の中では一番面白い。笑いあり。

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