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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480813947
感想・レビュー・書評
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前田たまゑさんの「産婆さん」としての50年を振り返った、インタビュー内容書き起こし系小説モドキでした。小説じゃないんですけどね。
「産婆」という職業を調べるために読んだわけですが、やっぱりグロテスク……わたしには無理だ……。このメインとなっているたまゑさんはものすごいお人です。にもかかわらず、産婆さんという職業が軽視されてしまった歴史の流れも描かれていて、逆にびっくりしました。わたしのなかでそういうイメージはなく、むしろ「絶滅寸前の貴重な職業」みたいなイメージでした。ただ、たしかに母も産科院で産みましたし、産婆さんに取り上げてもらった話はほとんど聞きません。こういった消え行く職業についての歴史も、今後いつか必要になるかもしれませんので、ぜひNHKあたりにアーカイブを残してほしいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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