- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480814531
作品紹介・あらすじ
大阪には不案内の森まゆみ、知り尽くした写真家太田順一、二つの視線が捉えた大阪は?目を凝らし耳を傾けて見つけた、大阪の魅力。
感想・レビュー・書評
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もう20年も前の本です。
この当時から関西方面にいるのですが、まだまだ大阪は知らないことだらけですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
谷根千がなわばりの森さんが大阪の街を歩いたもの。詳しくないから「大阪案内」じゃないってことなのね。アメリカ村、梅田、鶴橋、船場、帝塚山、十三など大阪のいろんな地区を巡っている。名所旧跡を往くのでなく、何気ないものや当たり前のようにあるものに目が向くのが面白い。大阪ならではってわけではなさそうなものにも目が向いているので、その意味では本当に「不案内」。
よく案内本って、「○○は東京でいえば新宿のような街」みたいに書いているけど、この本で描かれている大阪の街は、そんな表現がまったく似合わないくらい濃いい。同じ日本だけど、東京とは別ものでどこかアジアの街に近いものがあるような気がした。自分が大阪の街を歩いても、ふだん歩いている東京の街並みとは空気からして、違う感じがするもんなー。
だから、東京を追っかけるかのような「大阪都構想」なんてイケてない。(ま、行政権限云々の問題はおいといて言わせてもらうと)大阪は大阪、大阪府でいいじゃない! -
京都本に引き続き今度は大阪。
んー、まぁ東京の人ってこう言うよねー。と思う範囲をまったく越えてない優等生的なご本でした。
どうでもいい。