神田神保町書肆街考: 世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで (単行本)
- 筑摩書房 (2017年2月23日発売)
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感想 : 12件
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- Amazon.co.jp ・本 (568ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480815323
感想・レビュー・書評
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神保町という街を追っていくだけで、日本の150年間の激動の時代が見えてくる。数々の紙一重を経て、今の姿がある。歴史って面白いと改めて思った。
古書の街になった歴史を説明するために、内容の半分以上を土地事情や大学の勃興、留学生事情等等に費やしているので興味が持てないとなかなかキツイ。目次から興味のある分野から読み始め、気になったら前後を確認するという読み方でも十分と思う。戦前戦中戦後の変遷にはドラマが溢れており感動的だった。
これを読んでから現在の神保町を歩くと、また違う感慨を覚えそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神田の街の辞書
「中央大学の移転とスキー用品店の進出」30年位前 いくつか店を回ってスキー服を買ったのを思い出した。