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- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480816276
感想・レビュー・書評
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久しぶりに、本当にいいエッセイに出会いました。
著者は、先にレビューを書いた『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』と同じ黒川伊保子さん。
さすが、「言葉のフェティシズム」だけあって、選ぶ単語のひとつひとつがとてもきれい。
旦那さまのことを「夫」ではなく、「私の大好きな人」というように書いているところも、私好みのキュートさで、素敵だと思う。
こ難しそうな印象の装幀だけれど、内容はまったくそんなこともなく、とても読みやすい。
変わりゆく季節の隙間で、そのときどきの光や空気を感じながら読みたい一冊。
黒川さんがとにかくチャーミングで、女性的な魅力にあふれているので、この本は女の子におすすめです。
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文理の系列を問わずお薦め。
言葉の音や仕組みに興味はありませんか? -
知人に紹介された本。
著者は人工知能の研究者。ロボットの技術の観点から、人間の発することばを眺め、洞察している。
おばはんのロマンチックなエッセイの感は拭えないが、不意に見せる鋭敏な考察は素晴らしい。
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