- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480816610
作品紹介・あらすじ
親父ギャグの駄洒落から人生を彩るユーモアまで豊富な「用例」と解説ならぬ「講釈」に思わずニヤリと膝をうつ読んで面白い!小事典。
感想・レビュー・書評
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真面目に、笑いの研究。
レトリックというか、うん、分析されるとそうだね、と。雰囲気とか音の響きの面白さで笑う一発ギャグって最近増えたよな、と思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三葛館一般 816||NA
笑いについて30のテーマに基づき、テーマに沿った例を、小説・漫才・落語・エッセイから抜き出し、解説する。思わず笑ったあとで、何がどう面白いのかが真面目にわかります。
和医大OPAC → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55750 -
2009/02/01-02/04
天神 -
中村明さんは長年国語研究所にいた人で、比喩・レトリックの研究で知られる。だから、もっとお堅い人かと思っていたら、一般の書物はなかなかユーモアにとんでいるらしい。本書は笑いの生じるパターンを類別化したもので、そういう意味では学問的な理屈っぽい本なのだが、そこにあげられた例、解説に出てくる例は読んでいてとても楽しい(おかしい)。なかでも出色なのはお茶の水女子大の哲学者土屋賢二氏からの引用で、いっそ土屋氏の本をまとめて読んだ方がいいのかとさえ思えるほどだ。