笑いの日本語事典

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 37
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480816610

作品紹介・あらすじ

親父ギャグの駄洒落から人生を彩るユーモアまで豊富な「用例」と解説ならぬ「講釈」に思わずニヤリと膝をうつ読んで面白い!小事典。

感想・レビュー・書評

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  • 真面目に、笑いの研究。

    レトリックというか、うん、分析されるとそうだね、と。雰囲気とか音の響きの面白さで笑う一発ギャグって最近増えたよな、と思う。

  • 三葛館一般 816||NA

    笑いについて30のテーマに基づき、テーマに沿った例を、小説・漫才・落語・エッセイから抜き出し、解説する。思わず笑ったあとで、何がどう面白いのかが真面目にわかります。

    和医大OPAC → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55750

  • 2009/02/01-02/04
    天神

  •  中村明さんは長年国語研究所にいた人で、比喩・レトリックの研究で知られる。だから、もっとお堅い人かと思っていたら、一般の書物はなかなかユーモアにとんでいるらしい。本書は笑いの生じるパターンを類別化したもので、そういう意味では学問的な理屈っぽい本なのだが、そこにあげられた例、解説に出てくる例は読んでいてとても楽しい(おかしい)。なかでも出色なのはお茶の水女子大の哲学者土屋賢二氏からの引用で、いっそ土屋氏の本をまとめて読んだ方がいいのかとさえ思えるほどだ。

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著者プロフィール

1935年、山形県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、早稲田大学教授(日本語研究教育センター所長)、現在は名誉教授。日本語文体論学会代表理事、現在は名誉顧問。主著に『日本語レトリックの体系』『日本語文体論』『日本語 語感の辞典』『日本語 名表現辞典』『日本語 笑いの技法辞典』『新明解 類語辞典』『類語ニュアンス辞典』『美しい日本語』『日本語の勘』『日本語名言紀行』など。

「2023年 『文章作法事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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