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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480823786
感想・レビュー・書評
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大江は集団自決や虐殺、滅亡に対しエレクトしていたのではないか。という箇所が印象に残る。
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明らかに大江を上げ江藤を下げるというスタンス。しかし面白いな。
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すごく面白かった。最初から最後までずっと面白くてすごい。
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大江ミーハーなだけに敢えて他人の書く大江論の類に食指が動くことないはずが、ついうっかり読んでしまった。しかも面白かった。江藤のことは大江との軋轢でしか知らないが、相当に姑息な人物として書かれており少し可愛そうに感じた。権威を欲し保守に準じ孤立し自死に至る。それに対し大江は図太い。ケンカ早いし敵も作るがユーモアがあり立ち回りもうまい。筆者のように私は大江の政治的言動と小説を切り離して読めないが、何よりも小説が素晴らしいことに大いに賛同する(大江を日本文学の三大文学者の一人に挙げている)。結局はこれに尽きる。
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