新世紀ゾンビ論: ゾンビとは、あなたであり、わたしである (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480843135

感想・レビュー・書評

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  • 「ウォーキング・デッド」、「アイアムアヒーロー」、伊藤計劃作品…といった比較的今日的な作品からゾンビ考察が行われていて面白かった。
    ゾンビを流動的なものの象徴とし、これまではそれと戦う作品が主だったが、近年の社会がどんどん流動的になっていくにつれて、ゾンビに共感したり、共存したりする作品が増えてきている、という考察になるほど、と思った。
    社会情勢とゾンビ作品は、無意識に干渉しあって、連動しているのかもしれない。

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著者プロフィール

1983年、札幌生まれ。批評家。東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻修了。博士(学術)。日本映画大学准教授。著書に『虚構内存在』『シン・ゴジラ論』『新世紀ゾンビ論』『娯楽としての炎上』他。

「2021年 『シン・エヴァンゲリオン論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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