イタリア・ルネサンスの文化

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (697ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480861177

作品紹介・あらすじ

精緻な構築体としての国家(der Staat als Kunstwerk)の成立、陰謀、同盟、裏切り、買収、そして冷徹な打算に基づく外交政策。ルネサンス期のイタリアを舞台に、近代的な文化と社会の出現をスリリングに活写した畢生の大著。

感想・レビュー・書評

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  •  文化というよりは、ほぼ歴史書。しかも結構生々しい。
     教科書に出てきそうな著名人の背景や身分などが端的に書かれているので、斜め読みでも読んで、ほかの本を読めば楽しめそう。
     ただ、厚い本なので途中でいやになります…

     ちなみにルネサンス期は想像以上に身分がフラットだったらしい。

  • 古代ギリシア、ローマの再生(ルネサンス)による文化の発展と思想の変化。
    特に、集団の枠に捕らわれない個人の発展が見られ、ダ・ヴィンチやダンテなどの万能人の活躍が見られる。
    なかなかどうして面白かった。

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著者プロフィール

1818-97年。スイスの美術史家・文化史家。ベルリン大学で、歴史家ランケと美術史家クーグラーに学ぶ。1858年から35年にわたってバーゼル大学教授として歴史学、美術史を講じる。本書の他『コンスタンティヌス大帝の時代』(1853年)、『チチェローネ』(1855年)、『イタリア・ルネサンスの文化』(1860年)、『ギリシア文化史』(1898-1902年)等の著作がある。

「2019年 『イタリア・ルネサンスの文化 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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