東京日和

  • 筑摩書房
3.70
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本棚登録 : 226
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480872142

作品紹介・あらすじ

絶筆を含む夫人の最後のエッセイに、あざやかな光に満ちた写真を捧げて。二人三脚の人生の、幸福な終結。新盆までの夫の日記、未発表作品多数を併録。

感想・レビュー・書評

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  • ‪前に読了はしていたけど‬
    ‪時々思い出して読みたくなる本‬
    ‪荒木 経惟氏は過激なイメージで正直好きになれなかったけど‬
    ‪この東京日和で180度認識が変わりました。亡き妻陽子さんとの共著のエッセイ本。妻への愛と虚無感が伝わってきて泣けます。
     

  • こんなに愛せる女性に出会えた荒木は幸せだ、と立花隆の読書日記で読んで以来、読みたくて読みたくて仕方なかった一冊。
    手書きの文章が、字がへたくそで読みにくいのもなんのそので、文章に表せるのはほんのちょっとの感情だけで、そのずっと奥にまだまだ淋しさの深淵があるんだよ、ていうような印象を受けた。うまくいえない。

    「東京物語」は、私の、東京での、日常ではなく、無常です。
    という言葉が、ずしりとくる。

  • 2021/04/24


    泣いてまう....
    いつのまにか陽子さんのお年に近くなりました。
    泣いてまう....

  • うららかな日常

  • 荒木氏と陽子さんの最後の共同本。
    中山美穂主演で映画化もされた。

    42歳という短い人生の終わりに近づいたころのエッセイで、最後の文章「ヒマワリのぬくもり」は泣かせる。

  • 愛しのヨーコ。
    これが、愛か。
    写真から、殴り書きから、痛いほどに伝わってくる。

  • 柳川などを舞台とした作品です。

  • いつまで経ってもいいな~と思う、こんな人生。

  • アラーキーのヨーコさんへの愛をひしひし感じて切なくなった。

  • アラーキーの写真と陽子夫人の文章。天才アラーキーと言われていますが、陽子さんがいなかったらこうはならなかったでしょうね。アラーキー本人も言っていますので、やっぱりそうなんでしょう。陽子さんの聡明さに惹かれます。

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著者プロフィール

1947年5月17日東京・千住生まれ。都立白鴎高校卒業後、電通に就職し、総務局文書和文タイプ室に勤務。入社2年目の冬、当時電通のカメラマンであった荒木経惟に出会う。1971年7月7日青学会館のチャペルで結婚式をあげる。1990年1月27日、子宮肉種のため死去。享年42歳。著書は本書のほか、荒木経惟との共著で『10年目のセンチメンタルな旅』(筑摩書房)『東京は、秋』(月曜社)、『愛情旅行』(マガジンハウス、『東京日和』(ポプラ文庫)がある。

「2017年 『愛情生活 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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