遺された黒板絵

制作 : ヴァルター クーグラー 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 80
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480872869

作品紹介・あらすじ

20世紀の芸術に多大な影響を与えた黒板絵の世界。この一群の黒板絵は、いまや一個の完成した抽象画として評価されている。実際にこの講義を、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレーも受け、ル・コルビュジェ、フランク・ロイド・ライトからの建築家、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、ピート・モンドリアン、ヨーゼフ・ボイス、ブルーノ・ワルターらも自らの"シュタイナー体験"を語っている。-初めて明かされるシュタイナー、美の真実。

感想・レビュー・書評

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  • シュタイナーの息遣いが感じられる。ますます会ってみたくなる

  • 黒板絵の美しさに惹かれて購入。
    パラパラめくって眺めて楽しい一冊。

  • 旅行先で見つけた一冊

  • 33夜

  • 教育は芸術であるという事。それに触れる事の出来る一冊だと思う。


  • 教育者、思想家であり人智学の始祖として広く知られるルドルフ・シュタイナーが、講義の際に黒板に描いた黒板絵を一冊にまとめた画集。シュタイナー本人は、黒板絵がアートとして後に注目されるなどとは思ってもいなかっただろうし、本書の記述にもあるように、ことさらにアートとして持ち上げるのもどうかと思う反面、普通の学校の講義ではありえない形状や色彩の図説は、見ていてやっぱり楽しい。シュタイナーの教育や思想は、さまざまな本になって出版されているが、こうした本を見るにつけ、リアルタイムで授業を受けてみたかった、とつくづく思う。ちょっとアタマが疲れた時など、「パラ見」にオススメ。

  • 神秘の教祖化しているイメージのシュタイナーさんですがココに収録されている黒板絵をみるとそんなオドロオドロしたかんじはないのですよね。。

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著者プロフィール

ルドルフ・シュタイナー(1861-1925)
哲学博士。オーストリア生まれ。ウイーン工科大学で、自然科学・数学・哲学を学ぶ。ゲーテ研究家・著述家・文芸雑誌編集者として世紀末のウィーン・ワイマール・ベルリンで活躍。帝政ロシア生まれのエレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー創唱になる神智学協会のドイツ支部事務総長就任後、袂を分かち、人智学=アントロポゾフィーを樹立。スイス・バーゼル近郊ドルナッハに自身設計した劇場と大学を含む「ゲーテアヌム」を建設し、普遍アントロポゾフィー協会(一般人智学協会)本部とした。

「2023年 『人間発達論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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