a piece of cake

著者 :
  • 筑摩書房
3.68
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本棚登録 : 279
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480873385

作品紹介・あらすじ

レシピあり、小説あり、楽譜あり、マンガあり、写真集あり、絵本あり。楽しい本、美しい本、しみじみする本。クラフト・エヴィング商会の店主がつくった12冊の小さな本たち。

感想・レビュー・書評

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  • ここに載っている12冊の本、どれも手に取ってみたいし、できれば自分のものにしたいけえれど、それは叶わない。
    でも、この本が1冊あれば12冊分の妄想を愉しむことができる、とも言える。

    ところで、本体に挟んである「月下密造通信」号外版「ゆっくり犬からの挨拶状」が面白い。
    クラフト・エヴィング商會の番犬・番頭犬たる「ゆっくりいぬ」(「ゆっくりけん」ではないらしい、本人談)による宣伝です。
    筑摩書房だけでなく、その他版元のクラフト・エヴィング商會関連著書目録も載ってます、おすすめです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      クラフト・エヴィング商会の本は、いつもタイトル良くってワクワクしちゃいます。この本も近々見てみようと思います・・・
      クラフト・エヴィング商会の本は、いつもタイトル良くってワクワクしちゃいます。この本も近々見てみようと思います・・・
      2012/04/18
  • 2002-12-00

  • そういえば「吉田浩美」さんのは初か。
    ステキな本たちばかり。

  • この本、大好き・・・!夜中のパンの作り方、「a」という一文字の様々な書体についてなどなど、日常のほんの小さなことを視点を変えて見る楽しさが詰まってる。吉田浩美さんにまた本出してほしいなぁ・・・!

  • タイトルがかわいい。a piece of cake、ひと切れのケーキ、朝飯前さ。ここに載っているのは12冊の小さな本たち。吉田篤弘さんの文章が好きだな。コルク人形作家の片岡さんは、フジモトマサルさんの奥様だったのね。

  • 本というよりアート.12冊の素敵な本の本.
    もちろん全巻揃えたいけれど,どれか一つってなると,フジモトマサル氏のちょっと怖い寄贈本が欲しいです.

  • なんだかね、こういう本はあざとさを感じてしまうんだなぁ(^^;;
    とてもステキなんだけど。

  • 『a piece of cake』のタイトルのように、一切れのケーキのような、素敵な12冊の小さな本が詰まっている。小説、漫画、絵本、写真集、レシピ……さらには楽譜まで! スピン(栞紐)がグラデーションになっていて、そんなちいさな所にまでこだわりがみられる本だった。

  • パン焼きレシピも掌篇小説もささやかな楽譜も様々な誤字も漫画も写真も載ってる嬉しい本。

  • たまにはこういった本を楽しむのもいい。こころがゆたかになった気分。申し訳無くも図書館で借りもせず窓際のソファーに座って読んだ。誤字標本箱は笑いを押し殺すのに苦労した。

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著者プロフィール

早稲田大学非常勤講師。東京大学大学院人文社会系研究科言語学専門分野博士課程修了。博士論文題目『バスク語アスペイティア方言の主要な動詞述語に関する記述的研究』(東京大学、2001年)。専攻:言語学、バスク語。著書・論文に『ニューエクスプレスプラスバスク語』(白水社、2019年)、『バスク語のしくみ〈新版〉』(白水社、2021年)、「スペイン領バスク自治州の4自治体における高校生のバスク語の使用状況――社会的側面と文法的側面から」(2019年、CSELシリーズ21、神戸市看護大学)、「バスク語アスペイティア(Azpeitia)方言の助動詞と動詞語彙に関する世代間の相違」(2023年、CSELシリーズ24、神戸市看護大学)などが、訳書にB. エチェパレ『バスク初文集――バスク語最古の書物』(共訳、平凡社、2014年)などがある。

「2023年 『現代バスクを知るための60章【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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