| ブログで紹介する» | Tweet | Check |
|
|
みんなのタグ
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
電子書籍が普及した現代で紙の書物はどのような存在なのか。 タイトルにはこのようなニュアンスが含まれているが、決して電子書籍と紙の書物とを比較検討する本ではない。これはこのタイトルの通り「紙の書物」についての本なのだ。 その内容はウンベルト・エーコとジャン=クロード・カリエールという二人の超本愛好家老人による対談。この二人の紙の書物に対する愛たるや。我々が考えるような読書好きとは次元が違う。... 続きを読む »
やっと読み終えました。内容は本好きの博識二人の文化論、書籍論です。二人の書籍収集にかける情熱がよく伝わり、とても楽しく読めました。冒頭部分を除いて本書のタイトルと内容にギャップを感じ、あれっと思っていたのですが、訳者あとがきで原著の直訳が『本から離れようったってそうはいかない』とわかり謎が解けました。内容は直訳のほうがしっくりきますが『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』もとても上手に考えたタ... 続きを読む »
青の天地小口。
表紙は、黒を背にぼろぼろの革表紙の本の写真。
その上に銀箔でタイトル、著者・訳者名。
装丁の美しさに一目惚れ。
本マニア二人の
本にまつわる自慢話と蘊蓄語り。
と言ってしまうと身も蓋もないですが、
その語り口調が実に楽し気。
得意満面な様子が目に浮かぶようで、
読んでいてわくわくします。
書物、ひいては文明、人間に対する興味を拡げてくれる一冊。
秋に日本に帰ったら本屋さんで平積みになってた。エーコの名前に惹かれて買った。今日読み始めたとこ。対談なので読みやすい。たしかに電子書籍はリーダーがないと読めないのが不便だよね。それと,データが消えるってこともあるし。コンピュータのハードの不具合でiTuneで買った曲が全部消えた後,しばらくCD買ってたしな。今は「貸しレコード」感覚で曲を買うようにしているが。
博覧強記、イタリアの中世学者ウンベルト・エーコとフランスの作家ジャン=クロード・カリエールによる対談本。 タイトルのインパクトと、まさに本文で何度も出てくる"インキュナビュラ"( 1500年以前に印刷された本)を彷彿させる装丁の美しさに惹かれて買いました。 本書は、本の魅力や本の価値が、引き出しの多い愛書家のお二人のストーリー(うんちく話し?)によって緩やかに展開し... 続きを読む »
原題を直訳すると「本から離れようたってそうはいかない」となるらしい。 邦題の「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」とはかなり印象が違うし、原題の方が内容にあっているように思う。 ウンベルト・エーコとジョン=クロード・カリエールの対談。 博識なおじいちゃん同士の対談というだけあって、議題は、本、映画、文化、芸術、言語、宗教、と多岐にわたっている。 正直なところ、彼らが取り上げた、... 続きを読む »
アマゾンで話題になっていたのと、装丁が素敵で思わず購入。しかし期待した程収穫はなかったです。豆知識好きのおじさんと話してる気分で読みました。簡単な話をしているけど、文章が難しいです。
“これ読んでる自分に酔いたい”人が好きそうな本でした。
読書が大好きな海外の文筆家たちの対談集です。
対談の片方が「薔薇の名前」の作者であることと、装丁の美しさとタイトルの奇抜さで一目惚れ買いしてしまいました。。。
内容は、紙の書物の過去・現在・未来、あとは本好きの二人がとりとめのないことを自由に好きに語っています。
正直、作中に出てくる海外の作家・詩人をほとんど知りませんが、それでも全然飽きない。むしろ彼らが語ると非常に魅力的に見えます。例えば、全部で14作品出した某作家を『ゼロかける十四』と批評した作家を紹介したり。この批評は痛烈で面白いですよね。
この本を読後、自分が読書好きであることを改めて感じ、今しかないのだから、その時に自分が好きだ面白そうと感じる本を自由に読めば良いのだと思いました。
とある雑誌で装丁が取り上げられていたのが気になったのとタイトルに興味を持ち購入
まず装丁の素晴らしさもさることながら「紙の本」を愛する人達の哲学にも似た情熱が伝わってきます。
でも知識がたらず一回読んだだけではまだ1/3程も理解できていません…
多少なりとも本を愛する者として読み込みたい一冊です。
80を過ぎた本をこよなく愛するジジィ二人…いや、書物の歴史を知る生き証人二人の対談集。
タイトルに惹かれて購入したけど、それそのものについてはちょっとしか触れられてない—というか、どの章でもコーディネーターが困るくらい話が別方向へと脱線しまくる。楽しい。
書物の未来を論じるだけなら、べつにこの二人でなくてもいいし。
例えに出てくるいろいろな書物、ほとんど分らないけど、書物に憑かれた愛すべき二人のジジィの話は、それでもとても興味深い。
紙の書物が絶滅するのか否か、その答えは冒頭に書かれてしまいます。
結果が出てしまった後に続くのは、エーコとクロードの雑談です。
彼らの飽くなき書物への愛情が長々と綴られる一冊。
装丁が美しくて好み。 本の小口が青で染められていて、各章のタイトルが…… 始めは簡素に、枠の模様がひとつふたつと付け加わって、徐々に豪華になっていくんだよ! これを眺めて、どの模様が追加されているのかと見るのが楽しくて仕方ない! 愛書家同士の対談は、非常におもしろい。 しかも博識のエーコと、やはり博識のカリエールという脚本家の対談だもの。 印刷術の夜明け時代から1500... 続きを読む »
これは「卑怯」な本だ。愛さざるをえない。本を愛する人達に向けて、本を愛する賢人二人が、本への愛を語る、という本なのだから。内容の是非以前に、悪い評価を「付けられるはずがない」本になっている。
もちろん内容も面白い。賢人二人が自然に発しているセリフの中にも、引用したくなるフレーズが山ほどある。例えば、「哲学って何の役に立つんでしょう?」とか・・・あなたたちが言いますか!
当然ながら装丁も凝っていて、まるで高級家具のよう。考えぬかれたであろうタイトルもずるい。電子書籍の話が毎日取り沙汰される現在、このタイトルにそそられない人がいるだろうか。
いやほんと、卑怯な本だ。
問題が解決するまで、ご不便をおかけしますが、ご了承ください。
新しい時代に置ける書物の立場について、そして人間の愚かさ、検閲、さらにはその将来について、ウンベルト•エーコとジャン•クロード•カリエールの対話した物だ。
書物の誕生からインターネットの興隆について...
